冷水シャワーって良いの?
以上の疑問にお答えします。
どうもヨンロクです(@yonrokublog)40代をシンプルに活き活き暮らすための生活習慣、健康、ファッション、一生物アイテムなどのライフスタイルを発信しています。
ある雑誌のインタビュー記事で、ミランダ・カーさんが美容と健康のために冷水シャワーを浴びていると答えていたことがきっかけで、冷水シャワーがいま注目を集めています。
昨今のサウナブームもあって、サウナと水風呂を何回も往復することで「体が整う」ことにハマる人も多いですよね。
筆者も、サウナは大好きです。
でも毎日サウナに通うのは厳しい、、
そこで、そんなサウナ効果を自宅でも簡単に再現できる方法が、「冷水シャワー」なんです。
今回参考にした文献はこちら。
冷水シャワーを始めようと思ったきっかけ
一日一食のオートファジーを続けることですこぶる体調が良くなった筆者ですが、
そのオートファジーを始めるきっかけになったのがこちらの中田のあっちゃんの動画でした。
オートファジーの提唱者である医学博士の青木厚さんの著書「『空腹』こそ最強のクスリ」を紹介した動画だったんですね。
オートファジーを実践し絶好調な体調が取り戻せたのは、中田のあっちゃん、そしてオートファジーの提唱者である医学博士の青木厚さんのおかげと言っても過言ではありません。
感謝しかないです!
その青木先生が、もうひとつの「健康と若返りメソッド」として「冷水シャワー」を提唱していたんです。
書籍で紹介している「青木式COOLアタック」を毎日することで、免疫力と基礎代謝がアップし、病気知らずで若々しい体が手に入るとのこと。
青木先生が言うのなら間違いない!
すぐに取り入れました。
冷水シャワー浴びるだけで本当にそんな効果があるの?
結論から申し上げると、効果バツグンです。
この記事では、冷水シャワーのメリット、デメリットと注意すること、青木先生が提唱する「青木式COOLショット」のやり方、筆者が1年実践した結果について解説します。
冷水シャワーのメリット
冷水シャワーのメリットとしては次のような効果があることが言われています。
血液循環の促進
冷水シャワーは血管を収縮させ、血液の循環を促進します。これにより、体内の酸素や栄養素が効率的に運ばれ、細胞の健康を保ちます。
免疫力の向上
シャワーの冷たさが体を刺激し、免疫系を活性化させます。これにより、身体がウイルスや細菌に対してより強力な防御を発揮します。
筋肉疲労の回復
冷水シャワーは筋肉の炎症を軽減し、回復を促進します。これにより、トレーニング後の筋肉痛や疲労感が軽減され、運動効果が最大限に引き出されます。
精神的なリフレッシュ
冷水の刺激は交感神経を刺激し、覚醒効果をもたらします。これにより、気分がリフレッシュされ、ストレスや不安が軽減されます。
皮膚と髪の健康
冷水シャワーは毛穴を引き締め、皮脂分泌を調整し、肌と髪の健康を促進します。これにより、肌が清潔で健康的な状態を保ち、髪が艶やかでしっとりとした状態を維持します。
冷水シャワーのデメリット
冷水シャワーにはデメリットもありますので注意が必要です。
とにかく冷たい
冷水シャワーはとにかく冷たいので正直言ってツラいです。
人間誰しもツラいことはなるべく避けたいものです。
しかしそのあえてツラいことをすることが、体の健康にとってはいいわけですね。
まるで、限界まで傷ついて、仙豆で回復するたびに成長するサイヤ人みたいですね。
低体温のリスク
冷水シャワーは体温を急激に下げるため、低体温症のリスクがあります。
特に高齢者や体温調節がうまくいかない人、また心臓に病を抱えている人は注意が必要です。
皮膚の乾燥
冷水シャワーは皮膚の水分を奪い、人によっては乾燥を引き起こす可能性がありますので入浴後は適切な保湿ケアが必要です。
湯シャン生活をしている筆者は、夏の時期に風呂上がりに冷たい水で髪の毛を濡らしていましたが、乾燥がひどくなったことがあります。
シャンプーやコンディショナーなどの保湿力がないので、もしかしたら冷たい水が乾燥の原因だったかもしれません。
青木式COOLアタックのやり方
ミランダ・カーさんのように朝に全身浴びる、
運動前に浴びる、
アスリートのように運動後の筋肉疲労回復に浴びる、
風呂上がりに足だけかけるなど
冷水シャワーのやり方はいろいろありますが、「青木式COOLアタック」のやり方は以下です。
20秒×3回=1分間のシャワー
普段の入浴中にこれをするだけで、免疫力と基礎代謝の向上が期待できるとのこと。
ヒントになったのが、オランダ人のヴィム・ホフ氏が提唱している「コールドトレーニング」だったそうです。
日本でも、寒い季節にタオルでゴシゴシする寒風摩擦や、お坊さんが滝に打たれて修行をするなど、古来からあえて体を冷たくさせる文化がありましたよね。
冷水シャワーの寒冷刺激によって、
眠っている免疫細胞と褐色脂肪細胞を呼び覚まして活性化させることが期待できるそうです。
シャワー温度は?
「15度以下の温度じゃないと冷水シャワーとは呼べない」などの厳しい意見もありますが、
こちらの本では、「水温20度前後のシャワー」で十分効果は得られると述べられています。
15度以下はかなり冷たいので断念してしまう人もいるかもしれませんが、20度前後でも良いのであれば比較的取り入れやすいと思います。
大切なのは、自分の体が冷たさを感じるかどうかです。
無理しない範囲で、少しずつ温度を下げてみましょう。
20秒×3回=1分間を目安に
青木先生が推奨されているのは、
→まず湯船で体をよく温める
→1回目冷水シャワー20秒
→湯船で体を温める
→2回目冷水シャワー20秒
→湯船で体を温める
→3回目冷水シャワー20秒
このような流れです。
1回目の冷水シャワーの前に、体をよく温めたほうが冷たさへの抵抗が小さくなるので、
まず湯船で体を温めることを推奨されていますが、冷たさへの抵抗がない人、平気な人はいきなり冷水シャワーを浴びてもいいそうです。
冷水シャワーをあてる場所
冷たいシャワーをあてる場所は、褐色脂肪細胞が多く存在する首から肩周辺とのこと。
ちょうど首から背中の肩甲骨の間あたりを中心に20秒あてます。
実践した冷水シャワーの方法
筆者は、髪の健康のために湯シャン生活をしています。
湯シャンをしながらの冷水シャワーのやり方は以下です。
→湯船で温まりながら頭皮マッサージ
→1回目冷水シャワー
→湯船に浸かる
→湯シャンをする
→そのまま2回目冷水シャワー
→湯船に浸かる
→3回目冷水シャワー
→湯船に少し浸かってから上がる
この流れで1年間冷水シャワーを続けてみました。
冷水シャワーを始めたのは2月の寒い季節だったので、けっこう冷たかったです。
ですが、
体が冷たいと感じるからこそ意味がある!
と自分に言い聞かせ、続けました。
1回目の冷水シャワーこそかなり気合い入れないといけないのですが、
2回目、3回目の冷水シャワーになってくると、不思議とそこまで気合い入れなくても平気になってきます。
繰り返すことで体内の深部体温が上がってくるからだと思います。
筆者は背中に20秒だけでなく、40秒ぐらいかけて足、腕、お腹、心臓にも冷水シャワーを浴びるようにしていました。
冷水シャワーを1年間続けた結果
寒い冬の季節も冷水シャワーは続けましたし、
夏の季節は、風呂は溜めないことが多いので、温水シャワーと冷水シャワーを切り替えて実践してきました。
そんな冷水シャワーを1年続けてきて得られた効果は以下3点です。
①:風邪をひかなくなった
冷水シャワーを毎日続けることで、体の免疫力が向上したと感じます。
筆者は、これまでだいたい季節の変わり目に、喉が痛くなったり、熱が出たり体調を崩すことが多かったのですが、この1年まったく体調を崩すことはなかったです。
去年の夏はインフルエンザが流行し、我が家では家庭内感染が起きてしまいました。
ですが結局、筆者自身はまったく体調を崩すことはありませんでした。
もちろんこの1年、食生活の見直し、オートファジーを続けたことも免疫力アップにつながったと思いますが、
冷水シャワーで体が寒さに対する適応能力を身につけ、病原体に対する抵抗力が高まったのではと考えられます。
②:肌艶が良くなった
冷水シャワーによって皮膚の血行が良くなり、肌のターンオーバーが活発化しました。
その結果、肌のガサガサや乾燥がマシになり、より健康的で艶やかになりました。また、冷水によるショックが皮膚の引き締め効果ももたらしてくれたと思います。
③:痩せた
冷水シャワーは体温を下げ、体内の脂肪燃焼を促進します。
1年間の試行により、体重が減少する効果が現れました。
もちろん青木先生が冷水シャワーと同じく提唱されている「16時間断食」も1年間続けた効果も大きいと思いますが、
冷水シャワーを浴びている時、また浴び終わった後、なんとなくですが体全体が引き締まるような感覚にいつもなります。
まとめ
以上、冷水シャワーの効果と1年間継続した結果について解説しました。
あったかいお風呂は最高に気持ちいいですよね。
できればあったかいまま風呂を上がり、パジャマを着てぬくぬく過ごしたいと誰しも思うでしょう。
ですが、それはいわば「ぬるま湯に浸かっているのと同じ」。
健康のために、あえて冷水シャワーで体を冷やすことで、体の細胞を「このままではヤバい!」と思わせることで、体内の深部体温を上げさせ免疫力アップ、基礎代謝アップにつながるわけです。
「冷水シャワーを習慣化したら人生が変わった」と言う人もいるほどです。
さすがにヴェン・ホフさんのように氷が入った水風呂に入るのは厳しいと思いますが、
この青木式COOLアタックならわずか20秒さえ我慢するだけで良いので一度試してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント