湯シャンのメリットデメリットって何?
以上の疑問にお答えします。
どうもヨンロクです(@yonrokublog)40代をシンプルに活き活き暮らすための生活習慣、健康、ファッション、一生物アイテムなどのライフスタイルを発信しています。
湯シャンとは、シャンプーを使わないで、お湯だけで頭を洗う洗髪方法のこと。
シャンプーなしで本当に大丈夫なの?と思ってしまいますが、
シャンプーによる頭皮の皮脂を過剰に落としてしまうことを予防することで、
頭皮のバリア機能を改善させる効果があると言われています。
頭皮のバリア機能が正常化することで、
- 髪にコシがでる
- 髪の毛が太くなる
- 髪がまとまりやすくなる
- 抜け毛が減る
- 白髪予防になる
このような効果が期待できると言われています。
書籍としては、医師の宇津木先生が出版されている「シャンプーをやめると、髪が増える」が有名ですよね。
湯シャンは、タモリさんや福山雅治さん、ローラさんなど芸能人の方たちもしていることで最近注目されている洗髪方法です。
ですが、いざ湯シャンを始めようと思っても、
これまでずっと当たり前のようにシャンプーを使って洗髪していた人にとっては、湯シャンはまさに未知の領域ではないでしょうか。
この記事では、そんな湯シャンに不安を抱える人に向けて、
実際に湯シャンを1年以上続けてみてわかった湯シャンのメリットとデメリット、
また湯シャンの不安な点、疑問点についても実体験をもとにすべて正直にお答えしますので最後までお読み頂ければと思います。
湯シャンのデメリット
湯シャンには良い面もあれば、少なからず悪い面もあります。
まず先に湯シャンのデメリットを紹介します。
1年以上湯シャンを続けてみてわかったデメリットは3つです。
- 慣れるまでに日数が必要
- 整髪料が使えない
- 日々の工夫が必要
それぞれ解説します。
①:慣れるまでに日数が必要
湯シャンは頭皮から分泌される皮脂の量を正常化させるのが目的です。
ですが、長年洗浄力の強いシャンプーで洗っていた人の頭皮は皮脂腺がかなり発達していますので、皮脂の分泌量が増えてしまっています。
つまりこういう状態です。
シャンプーの洗浄力 = 皮脂の分泌量
この状態でいきなり洗浄力の弱い湯シャンに切り替えると、
湯シャンの洗浄力 < 皮脂の分泌量
このようになってしまいます。
シャンプーをやめたらからといって皮脂の分泌量はすぐに減らないので、落としきれていない過剰な皮脂がフケやかゆみの原因になり、ひどい場合は過酸化脂質となり匂いが発生する可能性があります。
筆者はいきなり湯シャンに切り替えましたので、数週間はかゆみやフケなどのトラブルが起きてしまいました。
なので、いきなり湯シャンを始めるのではなく、あらかじめやさしい洗浄力のアミノ酸系のシャンプーで皮脂の分泌量を少しずつ減らしていくことがトラブル回避には大切です。
おすすめは、肌や髪に近い天然成分を贅沢に配合した薬用アミノ酸シャンプー「爽快柑」です。ワンコインでお試しできるので湯シャン移行前にちょうどいいですね。
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やさしい洗浄力のシャンプーを使って、少しずつ皮脂の分泌量が減らしていくことで、
湯シャンの洗浄力 ≒ 皮脂の分泌量
過剰に発達した皮脂腺が収縮していき、
湯シャンの洗浄力 = 皮脂の分泌量
湯シャンだけでも落とせる皮脂の分泌量にしていくことが成功へのポイントです。
湯シャンに切り替えたからといって即効性はないこと、皮脂の分泌量が正常化するためには日数が必要なことが湯シャンのデメリットです。
②:整髪料が使えない
油分が含まれているワックスやヘアスプレーは湯シャンだけの洗浄力では落とせません。
また髪の毛にほこりや汚れが付着しやすくなりますので、
いつもワックスやヘアスプレーできっちりセットしている人は湯シャンは不向きとなります。
どうしても仕事の都合上、整髪料を使わないといけない人は水溶性のジェルを使いましょう。
筆者も湯シャン始めたて頃に使っていた「ロレッタのハードゼリー」なんかがおすすめです。
湯シャンだけでも落ちやすいですし、パリッと固りますし、大容量なのでコスパが高いです。
もしこれまで毎日ワックスなどに頼って髪をセットしていた場合、ヘアスタイルの変更を余儀なくされるので、それが湯シャンのデメリットです。
③:日々の工夫が必要
湯シャンに慣れてくると、自分の髪にちょうどいいシャワー温度や時間、洗い方などだんだんわかってくると思います。
ですが、その日の気温や湿度、また運動量によって頭皮の状態は異なりますので、洗い過ぎや洗わな過ぎであったり、皮脂の分泌量も日々変化していますので、痒みが出たり、フケや乾燥などのトラブルが起こることもあります。
実際に筆者も湯シャンに慣れた夏の終わりに、なぜか髪の毛がパサパサになったことがありました。
毎日自分の髪の状態を確認し、
「もうちょっとシャワー温度を上げようか」
「ちょっと髪が乾燥してるから、シャワー時間を短くしてみよう」
「後頭部だけ痒みが酷かったので念入りに洗ってみよう」
といったように、湯シャンは日々の工夫が必要になりますので、そういったことが面倒くさいと思う人にとってはデメリットとなります。
湯シャンのメリット
次に湯シャンのメリットを解説します。
湯シャンを1年続けてみてわかったメリットは3つです。
- 節約できる
- シャンプーや整髪料で悩まなくなる
- くせ毛がまとまりやすくなる
節約できる
湯シャンを始めると、シャンプー代はもちろん整髪料がNGとなりますのでそれらに掛かっていたお金が節約できることになります。
筆者は1年間湯シャンを続けたことで、実に4万円以上も節約できました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
シャンプーや整髪料で悩まなくなる
ずっと昔から同じシャンプー、同じ整髪料を使っている人は該当しませんが、
何をやってもまとまらない天パくせ毛の筆者は、いままでずっとシャンプーや整髪料選びに悩んでいました。
「くせ毛がマシになるシャンプーはないか?」
「雨の日でも崩れないワックスはどれだ?」
などいろいろ試しては替え、同じような髪質の人の口コミを調べたり、これまで随分と時間もお金も費やしていました。
ですが、湯シャンを始めたことで、もうそんな悩みを持つ必要はなくなりました。
シャンプーも風呂場に置く必要がありません、
シャンプーのストックや詰め替え作業も不要、
整髪料なども揃える必要がないので、
湯シャンは、まさにミニマリストを目指している人にとっても最適な洗髪方法だと言えます。
くせ毛がまとまりやすくなる
湯シャンを1年続けてみて感じたメリットは、天パがマシになったことです。
湯シャンを1年続けたことで、髪質はあきらかに変わりました。
湯シャンを始める前は、チリ毛出まくりのうねうねのくせ毛でしたが、湯シャンを続けていくことで、髪の質感が変わり、少しずつ艶も出てくるようになりました。
整髪料もいらず、クセがひどかった髪の毛もドライヤーと手ぐしだけで簡単にセットできるようになりましたので、忙しい朝の過ごし方も劇的に変わりました。
湯シャンの不安なところ
ここからは湯シャンを始めるにあたって、不安だと感じることがいろいろあると思いますので、1年以上湯シャンを続けてきた立場からQ&A形式で正直に回答します。
- Q湯シャンするとフケが出る?
- A
開始して1週間ぐらいで頭皮を掻くとフケが出るようになりました。
でも湯シャン後にドライヤーで頭皮をしっかり乾かすとフケはおさまりました。
そこからはフケは出ることはなくなってます。
- Q湯シャンだけだと匂いが心配です
- A
湯シャンして5日目ぐらいで、首を振ると若干皮脂の匂いがしました。
子供の頭皮をくんくん嗅いだような匂いです。
3ヶ月ぐらいまではずっとそんな感じでしたが、それ以降は匂わなくなっています。
妻にも匂ってもらいましたがまったく臭くないそうです。
- Q湯シャンだけだと痒くならないの?
- A
ジェルやワックスなど整髪剤をつけていた頃は、頭皮の痒みを感じることが多かったですが、湯シャンをしてからは頭皮が痒いと思ったことはありません。
- Q抜け毛が増えない?
- A
筆者は湯シャンと頭皮マッサージ、整髪剤を使わないようにしたことで抜け毛は減りました。
なので湯シャンだけで抜け毛が減るかどうかはわかりません。
頭皮マッサージのやり方についてはこちらの記事をご覧ください。
- Q白髪が増えるって本当?
- A
筆者は湯シャン開始して9ヶ月目で、好転反応が出ました。
毛先は白髪なのに、髪の根本は黒い髪の毛が見つかりました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
- Qシャワー時間はどれぐらいが良いの?
- A
湯シャン始めたての人は皮脂の分泌量が多くなっているので、3分から5分ぐらい時間をかけて頭皮をマッサージするように丁寧に洗いましょう。水道代が気になる人は節水できるシャワーヘッドに交換しておきましょう。
- Qシャワーの温度は何度?
- A
シャワーの温度が高いと必要な皮脂まで洗い流してしまいますので、湯シャンは35度から38度ぐらいのぬるま湯で洗うことが推奨されています。
ですが、筆者には寒すぎたので冬場は42度、夏場は40度で洗っています。
- Q湯シャンをして次の日が心配です
- A
心配な人は、人と会う予定がない日、休みの日などに合わせて試してみてはどうでしょう。
また汗をかきにくい秋冬シーズンに始めるのもおすすめです。
- Q湯シャンだけで皮脂の汚れが落ちるのか心配です
- A
シャンプーを使わないので、シャワーの温度、時間、洗い方が大切です。心配な人はウルトラファインバブルで皮脂を吸着して洗い流してくれるミラブルのシャワーヘッドに交換するのがおすすめです。
- Q湯シャンの効果が出るのはいつ?
- A
皮脂の分泌量が正常化するのは人によって異なります。筆者は湯シャン4ヶ月で髪の質感が急に変わりました。これまで天パのチリチリやパサパサしていた髪の毛がしっとりとした髪質になり始めました。
まとめ
以上、湯シャンのメリットデメリットについて解説しました。
シャンプーを使わないことでフケ、痒み、匂いなどのトラブルが起きることもありますが、
それぞれの対処法もあります。
湯シャンは変に気負いする必要もありませんし、お金もかかりません。逆に節約になります。
これまで使っていたシャンプーをやめるだけなので、まずはやってみて、
「自分には合わないな」と思ったらシャンプーにいつでも戻ればいいだけです。
いつまでも白髪のない、元気なフサフサな髪の毛を維持したいと思っている人は湯シャンにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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