ヨコザワテッパンってどうなの?買う意味ある?
以上の疑問にお答えします。
どうもヨンロクです(@yonrokublog)40代をシンプルに活き活き暮らすための生活習慣、健康、ファッション、一生物アイテムなどのライフスタイルを発信しています。
今ではすっかり自分で料理を作ることが趣味になっている筆者ですが、
実は、料理に興味を持ったきっかけになったのが、
アウトドア鉄板の元祖「ジェットスロウ 冒険用品 ヨコザワテッパン」との出会いでした。
これで美味しいステーキを焼いてみたい🎵
そんな好奇心から男心をくすぐる鉄板に魅力を感じ2018年の夏に購入しました。
シングルバーナーも必要なので、「イワタニのジュニアコンパクトバーナー」も購入。
それから5年以上使い続けてわかったことは、
「ヨコザワテッパンは男料理の最強アイテムだ」ということです。
この記事では、
筆者が5年以上使い倒して感じたヨコザワテッパンの魅力と使い方、メンテナンス方法について解説します。
ヨコザワテッパンとは
サイズ | A5サイズ(200×150mm) |
厚み | 約5mm |
素材 | 鋼鉄 |
重量 | 約1kg |
付属品 | 専用袋、金属コテ、アルミ製やっとこ、防錆用油紙 |
「ヨコザワテッパン」とは、ライターでありアングラーの横沢鉄平氏が考案した、持ち運びと実用性を考えたミニ鉄板のことです。
発売するや否や、キャンパーたちの間で瞬く間に人気となり、一時は入手困難になったほど。
今では他のいろんなメーカーからも似たような鉄板が発売されていますが、
鉄板ブームの火付け役となったのが、この元祖ヨコザワテッパンなんです。
何の変哲もないただの鉄板なのにどうしてそんなに人気なの?
ここからは5年使い倒してわかったヨコザワテッパンの魅力について解説します。
ヨコザワテッパンの魅力
とにかく美味しく焼ける
ヨコザワテッパンの魅力は、やっぱり「どんな食材も美味しく焼けること」です。
炭火で焼くバーベキューももちろん美味しいですが、かなり上手に焼かないと焼きムラや焦げができやすいですよね。
その点ヨコザワテッパンは、鉄板全体に熱が均一に伝わるので食材をムラなく焼き上げることが可能なんです。
さらに約5mmの厚みがあるので、蓄熱性がとても高いので食材にしっかり熱が伝わることで、
外はパリッと、中はふっくらジューシーに
といった焼き方が簡単にできてしまうんです。
すっかりヨコザワテッパンの虜となり、
この5年間でいろんな食材を焼きまくりました。
ステーキ、鶏肉、豚肉、焼き鳥などの肉系はもちろん、さんまやししゃもなどの魚系、ほたて、イカなどの海鮮系、野菜、厚揚げなど、
どれも本当に美味しく焼けるんです。
ヨコザワテッパンならこんな分厚いステーキもおまかせあれ。
料理経験の浅い筆者のような素人でも、
肉の旨みを閉じ込め、ミディアムレア状態にも簡単に焼き上げることができるんです。
誰でも簡単に、美味しく焼くことができる
これが、ヨコザワテッパンの最大の魅力だと思います。
一生使えて育てる楽しみがある
ヨコザワテッパンは、使えば使うほどどんどん味わいが出てくるところも魅力です。
最初のうちは焦げ付きやすいですが、使い続けていくと油膜がコーティングされていきますので
正しい焼き方さえすれば食材がくっつくなどのトラブルが起こりにくくなっていきます。
まさに「マイテッパン」に育てて楽しみがあるわけです。
鉄板の上でナイフでステーキを切ったときの傷も味のひとつ。
とにかくただの1枚の鉄板なので、テフロン加工されたフライパンなどとは違い、
劣化することもなく壊れることもなくほぼ半永久的に使えるので、
まさに一生物の男料理の相棒として使い続けれるところも良いところです。
>>一生物のステンレスフライパン「ツヴィリング ピコ フライパン 」
サッと取り出せすぐに使える
ちょっとステーキが食べたいな
と思った時に、サッと取り出してすぐに使えるのもヨコザワテッパンの魅力のひとつ。
シングルバーナーさえあれば、
バーベキューのように、炭や薪を用意する必要もないし、火おこししたり、火の加減を調整したりする手間が必要ありませんので、
シングルバーナーに載せて熱するだけですぐに美味しいステーキが焼けるわけです。
天気の良い日に庭でビール片手にステーキを焼いているとプチキャンプ気分を味わえて最高ですよ。
最高の休日🎵
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ヨコザワテッパンの使い方
収納袋にも書いていますが、ヨコザワテッパンの使い方にはコツがあります。
ここからは、ヨコザワテッパンを使用する前のシーズニング、使い方、手入れ方法について解説します。
シーズニングとは
ヨコザワテッパンは鉄なので使用する前にシーズニングが必要です。
シーズニングって何?
シーズニングを正しくすることで、
- 食材が焦げ付きにくくなる
- 錆びにくくなる
といった鉄の弱点を防いでくれる効果があります。
ヨコザワテッパンだけでなく、鉄製のスキレットや鋳物のダッチオーブンなども同じで、
使用する前の、いわば「必須の儀式」とも言えるでしょう。
シーズニングするのは使用開始する前の最初の1回だけで大丈夫です。
時間はかかりますが、長く使い続けるためにシーズニングは必ず行いましょう。
シーズニング手順
①:空焚きし工業系油分を飛ばす
シングルバーナーなどでまずはヨコザワテッパンを空焚きします。
加熱していくと鉄板の色合いが変わり煙が出てきます。
煙が出てきても気にせず焼き切っていきましょう。
付属のアルミ製やっとこでしっかり掴み反対側も同じように空焚きします。
加熱センサーなどで自動停止するキッチンだと空焚きしきれないのでシングルバーナーでカンカンに熱しましょう。
高温の鉄板は超危険なのでくれぐれも注意して慎重に行ってください。
②:鉄板を冷ます
空焚きが終わったらそのまま鉄板が冷めるまで時間をおきます。
素手でも触れるぐらいまで冷ますのでけっこう時間はかかります。
焦る必要はありませんので、決して水で濡らして冷ますようなことはやめておきましょう。
③:洗剤で洗う
鉄板が冷めたら、食器用洗剤で念入りに洗います。
スポンジやタワシなどでゴシゴシ洗いましょう。
工業系油分がこれで綺麗に取り除くことができ、食用油をコーティングする準備ができます。
④:食用油を塗る
食器用洗剤でいわゆるすっぴん状態になった鉄板は、焦げ付きやすく錆びやすい鉄板になっています。
そのため食用油でコーティングしていく必要があるわけです。
食用油はご家庭にあるサラダ油やキャノーラ油などでもいいですが、酸化しにくいオリーブオイルがおすすめです。
キッチンペーパーにオリーブオイルを垂らし、なるべく薄く満遍なく塗ります。
⑤:再びバーナーで加熱する
シングルバーナーに載せて加熱します。
熱された油から煙が出てきますが、気にせず加熱し続けましょう。
煙が出なくなったら火を止めます。
⑥:再び冷ます
時間を置いて再び冷まします。
冷めたら再度オリーブオイルを塗ります。
油を塗る→加熱→冷ますを繰り返す
あとは④⑤⑥の工程を繰り返すだけです。
やればやるほどコーティング力が上がるので何回やってもいいですが、
3回ぐらいで十分だと思います。
表側だけシーズニングをやる人もいますが、
ヨコザワテッパンにはそもそも表裏がないですし、
裏側もやることで錆びにくくなり、
焼く時も両面使えるようになりますので、反対側も同じようにシーズニングを行いましょう。
シーズニング後の初回使用時
いきなり食材を焼くと鉄臭さが出てしまうことがあります。
そのため初めて使うときは、ネギや玉ねぎなど匂いが強めの野菜のクズを焦げる手前ぐらいまで適当に炒めてみてください。
鉄臭さが取れて美味しい食材を焼けるようになります。
野菜のクズを捨て、オリーブオイルを鉄板に満遍なく塗布したらシーズニング完了です。
ヨコザワテッパンの焼き方
ヨコザワテッパンで焼くのは難しいの?
ヨコザワテッパンの焼き方はとても簡単です。
ヨコザワテッパンの焼き方の基本は、
蓄熱で食材をふっくら焼き上げる
です。
失敗しないポイントは、最初に鉄板をしっかり熱すること。
必ずうっすら煙が出るぐらいまでよく加熱させましょう。
鉄板全体がよく熱されたら、弱火にして油を塗ります。
あとは好きな食材を焼くだけです。
普通のフライパンだと強火のまま一気に焼いたりしますが、
ヨコザワテッパンは蓄熱性が高いのでとろ火でも鉄板に蓄積された余熱があるのでしっかり食材が焼けるんですね。
焼く前にしっかり熱して、あとはとろ火で焼くんだね🎵
そのため食材を焼き過ぎることなくふっくらと焼き上げれるのでどんな食材も美味しくなるわけです。
ヨコザワテッパンの手入れ(メンテナンス)
後片付けはどうすればいいの?
基本的には使い終わったら、付属のヘラで焦げ付きを落とし、キッチンペーパーで拭くだけです。
薄く油を塗って、付属の油紙に挟んで収納袋にしまいましょう。
汚れがひどいときは、お湯で洗っても大丈夫です。
ただし洗剤は使わないようにしましょう。
洗剤を使ってしまうと、せっかく育てた油膜がゼロリセットされてしまいます。
洗剤を使っても再シーズニングすれば問題ありませんが、よっぽど汚れが酷くなければお湯洗いだけで十分です。
洗い終えた鉄板はできるだけすぐに水分を飛ばしておくことが必要です。
シングルバーナーで温めて、水分が蒸発するまでカンカンに熱しましょう。
煙が出来きったら、火を止めてオリーブオイルをキッチンペーパーにつけて、薄く鉄板に塗布しておきます。
鉄板の熱が収まったら、防錆用油紙に挟んで保管しましょう。
これをしておくことでサビを防ぐことができます。
この手入れで5年以上使っていますが、錆びることなく問題なく使えています。
少し手間はかかりますが、愛着を持って育てていきたいですね。
ヨコザワテッパンの残念な点・注意する点
ここまでヨコザワテッパンの良いところについて解説しましたが、残念な点・注意する点も解説します。
見た目以上に重い
A5サイズでコンパクトで持ち運びには便利なのですが、やっぱり鉄ですからずっしり重いです。
ただこの分厚さがあるからこそ美味しく焼けるわけなので仕方ないとも言えます。
まわりが油まみれになる
ヨコザワテッパンは真っ平な1枚の鉄板プレートです。
淵や傾斜、溝なども何もないので、
脂身の多い肉を焼くと鉄板から油がどんどん滴り落ちていきます。
たくさんの脂身の多い肉を焼いていると、カセットボンベやテーブル周りは油まみれになります。
屋外なら気にせず焼けますが、屋内で焼く場合は下に新聞紙などを敷いておく必要があります。
ですが、鉄板から油をどんどん落とせるからこそお肉がヘルシーでふっくら美味しく焼けるわけなので、これも仕方ないと言えます。
五徳から滑りやすい
ヨコザワテッパンは五徳の上に置いているだけなので、調理途中にズレたり、滑りやすいので注意が必要です。
筆者は滑り落としたことはありませんが、
高温に熱された鉄板が落ちるのは相当危険ですよね。
肉を切る時やコテで焦げを落とす時などは、付属のアルミ製やっとこでしっかり掴んで固定させる必要があります。
ですが、このアルミ製やっとこ。
実はあまり精度が良くなく、挟むところが微妙に平らではないので、鉄板を挟んで持ち上げると左右に鉄板がくるくる回りがちになります。
高温になっている鉄板は危険なので注意しよう
もうちょっとマシなやっとこにして欲しかったのが正直なところです。
しっかり挟みたい人はちゃんとしたやっとこを別途購入したほうがいいかもしれません。
輻射熱による事故が恐い
ヨコザワテッパンは蓄熱性に優れている反面、調理中はかなりの輻射熱(反射熱)が出ます。
カセットボンベが離れている分離式のバーナーであれば大丈夫ですが、
分離式ではないバーナーだと、輻射熱でガスボンベに熱が伝わりやすいので、
もしかしたら爆発するかも?
という事故の恐さがあります。
なので筆者のようにイワタニジュニアコンパクトバーナーを使う人は、
こちらの遮熱テーブルがあると安心です。
筆者も使っていますが、滴り落ちる肉の油でカセットボンベが汚れてしまうのも防いでくれるし、
ちょっとしたテーブル代わりにもなるのでかなり便利です。
SOTOのシングルバーナー ST-310を使っている人は、
SOTO ST310専用の遮熱テーブルもあるので、お使いのバーナーに合わせて遮熱できるアイテムを用意しておきましょう。
「もしかして爆発しないだろうか?」という不安がなくなりますので、料理に集中でき楽しく調理できますよ。
まとめ
以上、5年使い続けてわかったヨコザワテッパンの魅力について解説しました。
注意しないといけない点や残念な点もありますが、
それを圧倒的に凌駕するぐらいヨコザワテッパンは魅力で溢れています。
これから趣味として料理を始めてみたい人、
美味しいステーキを食べたい人、
キャンプ料理を楽しみたい人にはヨコザワテッパンは超おすすめです。
誰でも簡単に美味しく焼けるヨコザワテッパンにきっとハマると思います。
またカセットボンベさえあれば、どこでも食材を焼けるので、
災害や停電時の防災アイテムとしてシングルバーナーも一家に一台は用意しておいたほうが良いと思います。
家が数日間停電になった時、キッチンのIHが使えなくなったのでシングルバーナーとヨコザワテッパンが大活躍しました
ヨコザワテッパンで安いステーキ肉を美味しく焼くコツについてはこちらの記事をご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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