【見た目だけで選ぶと失敗する】ミニマリストが靴選びで大切にしていること

ミニマルライフ
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ミニマリストが靴選びで大切にしていることは?

以上の疑問にお答えします。

どうも40代ヨンロクです(@yonrokublog)40代をシンプルに活き活き暮らすための生活習慣、ファッション、料理、一生物アイテムなどのライフスタイルを発信しています。

ミニマリストが選ぶ靴やスニーカーといえば、

シンプルなデザインで、黒、白、グレーなどのモノトーンカラーをイメージする人が多いのではないでしょうか。

たしかにシンプルなデザイン、モノトーンカラーの靴ならどんな服装にもマッチしやすいので少ない服でおしゃれを楽しむミニマリストには相性が良いですよね。

しかし、ミニマリストが履く靴は見た目がシンプルであれば何でも良いわけではありません。

結論から申し上げると、

見た目以上に大切にしたいのが、「長く履き続けれるかどうか」という視点です。

この記事では、

長持ちする靴を見分けるポイントと、靴の修理の基本、また修理できるスニーカーのタイプについて詳しく解説します。

また実際に筆者が所有している5足の靴の修理状況についてもあわせて紹介しますので、

少ない靴でできるだけ長く履き続けたいと考えている人は参考にしてみてください。

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長持ちする靴を見分けるポイント

長持ちする靴を見分けるポイントは以下3つです。

  1. ソールに耐久性はあるか
  2. 経年劣化しない素材が使われているか
  3. 修理することが可能か

①:ソールの耐久性

靴は履いていると必ず底のソール、特にかかと部分がまず削れていきます。

スポンジ素材のソール、EVA素材のソールは軽いというメリットはありますが、削れやすいです。

ゴム素材のソールはスポンジより重たいですが、削れにくいというメリットがあります。

靴を選ぶときは見た目のデザインだけでなく、

ソールに使われている材質、形状や厚みなどを確認し、ソールに耐久性があるかどうかを確認することが大切です。

②:経年劣化しない素材

大人っぽくキマるレザースニーカーはミニマリストに人気のシューズのひとつですよね。

ですが一見、上質なレザーのように見えますが、実は偽物のレザーが使われているものがとても多いので注意が必要です。

商品表示や商品説明欄を購入する前に必ず確認しましょう。

  • 「フェイクレザー」
  • 「PUレザー」
  • 「シンセティックレザー」
  • 「人工皮革」
  • 「合成皮革」

「レザー」や「皮革」のワードが含まれていますが、これらは革でなく、革のように似せただけの人工的に作られた偽物の革です。

こういったフェイクレザーは雨や水に強く、お手入れも簡単などのメリットもありますが、

必ず経年劣化しますので使用頻度に関わらず年数が経つと表面が剥がれ、残念な見た目になります

引用元:HUSTNET

昨今、人口皮革の技術は年々進歩していて、本革かどうか見極めるのは一般の人は判断するのは難しくなってきていますので購入する前に商品の素材表記をしっかり確認することが大切です。

靴以外でも、バッグ、財布、服などを選ぶ時も「レザーのわりに安い」と感じる商品は、ほぼ人口皮革だと思って間違いありませんので注意しましょう。

③:修理することが可能

修理が可能な靴であれば、長く履き続けることができます。

特にソールの形状をよく確認することが大切です。

かかとがすり減ってきたら交換できたり、また靴底がすり減らないようにあらかじめゴムシートを貼れる形状のソールであれば、靴を長持ちさせることが可能です。

以下でくわしく解説します。

靴の修理の基本

いままで靴を修理に出したことなんてありません

これまで一度も靴を修理に出したことがない人もいるでしょう。

ですが、少しでも靴の修理の知識があると、いざ靴を買う時に長持ちしそうな靴を選びやすくなります。

ここからは靴の修理の基本をおさせておきましょう。

革靴の修理

基本的に紳士靴は、修理することを前提に造られています。

“グッドイヤーウェルト製法”や、”マッケイ製法”などの言葉を一度は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

こういった製法で作られた革靴は、たとえ底がボロボロになっても、底全体を交換するオールソール修理ができ、長く履き続けられるのが特徴です。

またオールソールまでしなくても、定期的にメンテナンスをすることで革靴の寿命は伸ばすことが出来ます。

革靴を長持ちさせる修理・メンテンナンスの基本は、

「かかとのゴムの交換」と「ハーフソール」と「革のメンテナンス」です。

かかとのゴムの交換

かかとが削れてきたらかかとのゴムを交換すれば長く履く続けることができます。

引用:リペアライフのすすめ

ハーフソール修理

前底にラバーを貼る”ハーフソール”という修理をするとソールを保護してくれるので革靴は長持ちします。

お店によっては”半張り”という修理メニューがそれにあたります。

引用:リペアライフのすすめ

アッパーとソールを縫い付けている”底縫い”と呼ばれるステッチ切れを防ぐ役割もあります。

引用:リペアライフのすすめ

ヒールまで削れ過ぎてしまうと修理費用が高くなったり、修理不能になる場合もあるようなので、

日頃からかかとの減り具合をチェックして削れ過ぎないように早めに修理に出すことが大切ですね。

引用:リペアライフのすすめ

ただし量販店などで売られている価格が安い紳士靴は、

コストカットするために一体成形のソールだったり、プラスチックのヒールなどが使われていて、かかと交換ができないタイプ、ボンドだけで底を貼り合わせているタイプなどオールソール修理ができないものが多く、とても何年も履ける代物ではありませんので、

革靴を選ぶ際には、長く履きたいなら最低でも2万円以上する紳士靴を選んだほうが安心でしょう。

革のメンテナンス・靴磨き

革靴を長持ちさせるためには、定期的に革のメンテナンスを行うことも大切です。

  • クリーナーで汚れを落とす
  • 靴クリームで革に栄養を与える
  • 防水スプレーで雨をガード

靴磨きは、見た目をキレイに保つ目的もありますが、靴クリームに含まれている有機溶剤という栄養分を与えることで、革のしなやかさを保ち、乾燥によるひび割れを防ぐ役割があります。

引用:リペアライフのすすめ

化粧水や乳液などで保湿を保ったり、乾燥を防ぐ人間の肌と同じですね。

自分で靴磨きをすることで、より靴に愛着が沸き大事に履こうという気持ちにもなれます。

また革にとって水は天敵です

急な雨でも水分が革に染み込まないように防水スプレーをかけておくことも長持ちさせる秘訣です。

スニーカーの修理

スニーカーって修理はできないよね?

たしかに革靴と違って、スニーカーは基本的に修理することを前提で作られていません

そのため革靴のようにかかとのゴムがすり減ってきたら簡単に交換できるような形状にはなっていないものがほとんどです。

例えば、

運動能力をアップさせるためにソール部分にエアが入っていたり、グリップ力を高めるためにでこぼこしていたり、デザイン優先で複雑な形状になっているスニーカーは修理ができないものが多いです。

そういったスニーカーは残念ながら底がすり減ってきたら履き潰すしかありません。

ですがスニーカーのなかでもソールの形状によっては修理可能なスニーカーもたくさんあります

修理可能なスニーカーを選べば、修理をしながら長く履き続けられることが可能になります。

靴底がフラットなソール

ランニングシューズのようにソールの形状が凸凹していたり、湾曲しているようなソールは修理ができないものが多いです。

ですが、スニーカーの中でもフラットなソールの場合、修理して長持ちさせることが可能です。

この場合、かかと交換ではなく削れてしまった部分をゴムで補強する修理が一般的です。

引用元:リペアライフのすすめ
引用元:リペアライフのすすめ

スニーカーに起こりがちな片減りですが、補強することでまだまだ履ける状態にすることが可能です。

引用元:THE shoe of life

履く前のビフォーケアも有効

フラットなソールであれば、履き始める前にソール全体にゴムシートを貼ってもらうのも長持ちさせるためにはかなり有効です。

引用元:THE shoe of life

元のソールがすり減ることを防いでくれますので、かかとの片減りを予防できます。

新品のスニーカーを買うとすぐに履きたい気持ちになると思いますが、履く前に近所の靴修理屋さんに相談してみるといいでしょう。

全面にラバーシートが貼られたソール

ソールの形状がフラットじゃなくても、ラバーシートが全面に貼られたソールであれば修理できるスニーカーも中にはあります。

例えば、さまざまな品番を発売しているニューバランスの場合、モデルによってはかかと部分がすり減ってきたらゴムを部分的に交換することで長持ちさせることができます。

引用元:THE shoe of life

修理可能なスニーカーを選んでおけば、寿命はぐんと伸びますので、いつまでもお気に入りのスニーカーを履き続けることが可能になります。

修理可能なおすすめ定番スニーカー

修理可能で長持ちするスニーカーが良いな🎵どんなスニーカーがおすすめ?

修理することが可能な定番スニーカーは様々なメーカーから発売されています。

ここでは、経年劣化してしまう合成皮革がアッパーに使われているスニーカーは除外し

天然皮革やキャンバス生地が使われているスニーカーだけをご紹介します。

コンバース

昔からある王道デザイン。トップオブトップのスニーカーといえばコンバースですよね。

ミニマリストの間でも人気のコンバースにはフラットなソールのモデルが多いです。

オールスター OX
ジャックパーセル
ワンスター
LEATHER ALL STAR COUPE OX

VANS

ヴァンズはもともとスケートボード用に開発されたスニーカーなのでフラットなソールがほとんどです。

特にオールブラックはモノトーンコーデが多いミニマリストには人気ですね。

オールドスクール
オーセンティック
エラ
スリッポン

NIKE

スニーカーファンの間でも人気のナイキは複雑なデザインのソールが多いですが、修理可能なソールがフラットな定番モデルもあります。

エアフォースワン
ダンク ロー

アディダス

最近サスティナビリティを指針としているアディダスは、合皮を使っているモデルが増えてきています。

例えばスタンスミスは某量販店モデルで販売されている1万以下のモデルは合皮が使われているので注意が必要です。

少し高くても天然皮革のモデルが長持ちするのでおすすめです。

スタンスミス
スーパースター
SAMBA

ニューバランス

履きやすさで定評のあるニューバランスも修理可能がモデルが多くあります。

フラットなソールではありませんが、かかと部分が削れてきたら一部を張り替えたり、オールソールも修理屋さんによって可能です。

ML574
CM996

オニツカタイガー

日本が誇るシューズメーカー、アシックスが展開するオニツカタイガーも修理可能なモデルがあります。

MEXICO 66

こういったスニーカーから選べば、アッパーには天然皮革が使われていますので、履き込むほど味わいが出てきますし、合皮のように経年劣化もしませんので、ソール部分を修理しながら長く履き続けることができるわけです。

40代ミニマリスト愛用の靴の修理状況

筆者の靴は現在5足。

これまで所有していた靴のほとんどを断捨離して5足だけ残しました。

ここからはそれぞれの着用年数や修理状況についてご紹介します。

ニューバランス ML574|2019年9月購入

筆者の所有している靴の中では最も出番が多いのがこちらの「ニューバランスML574」です。

もうすぐ丸5年履いていることになります。

ミッドソールに使われているポリウレタンはまだ加水分解は起きていません

かかと部分のゴムを何回か交換してもらっているのと、

かかとの内側の履き口が破れていたので一度補修してもらいました。

先月には前底の真ん中あたりのゴムがなくなってきたのでゴムシートを貼ってもらいました。

だいぶ履き込まれていますが、気に入っていますのでまだまだこのまま履き続けたいと思います。

>>ML574の価格をチェックする

adidas スタンスミス|2017年9月購入

現在所有している靴の中では、最も古いのが「アディダス スタンスミス」です。

もう6年以上履いていることになりますね。

こちらは履き始める前に、底全体にVibramソールを貼ってもらっていたのでソールはノーダメージです。

これまでに2回ほど張り替えてもらっています。

スタンスミスは天然皮革のモデルは製造が終わっていて、合皮に切り替わっていっていますので、この天然皮革のスタンスミスはこれからも大切に履いていきたい1足です。

アディダス スーパースター|2024年5月購入

アディダス スーパースター」はつい最近購入したばかりです。

もしかしたら合皮に変更されてしまうのではないか?と危惧したため購入しました。

スーパースターの購入レビューはこちらの記事で解説しています。

こちらはフラットなソールなので、履き始める前に全体にゴムソールを貼ってもらいました。

これでスタンスミスのように長く履き続けていけるはずです。

>>スーパースターの価格をチェックする

グリーンレーベル ポストマンシューズ|3、4年前に購入

筆者が所有している靴の中で、唯一の革靴が「ユナイテッドアローズグリーンレーベル ポストマンシューズ」です。

一般的な革靴にあるヒール部分がないポストマンシューズも、かかとの修理は可能です。

2、3回かかとを修理してもらっています。

定期的に靴磨きなどのメンテナンスをしていけば一生物なので大切に履き続けたいと思います。

ダナーやレッドウィングのポストマンシューズも修理は可能です。

>>Dannerポストマンシューズを見てみる

>>REDWINGポストマンシューズを見てみる

アディダス デュラモスライド|2018年4月購入

夏の必需品「アディダス デュラモスライド シャワーサンダル」はもう6年目に突入しました。

海に行く時はもちろん、近所の買い物、宅配便の受け取りのときのつっかけとしても年中活躍しています。

メイン使いは夏シーズンだけなので、まだ修理とかは一度もしていません。

かかとが若干削れてきていますが、サンダルなので修理はせずにこのまま履き潰そうと考えています。

まとめ

以上、ミニマリストが靴選びで大切にしている「長く履ける靴の見分け方」について解説しました。

長持ちする靴の見分け方
  • ソールに耐久性がある素材が使われているか?
  • 経年劣化しない材質が使われているか?
  • 修理することが可能か?
修理可能なスニーカーの特徴
  • フラットなソール
  • 全面にラバーソールが貼られている
  • 経年劣化しない材質

いかがでしたでしょうか。

これまで見た目だけで靴を選んでいた人は、耐久性という視点を持つと長く愛用できるお気に入りの靴が見つかりやすくなるかもしれません。

いまや大量生産、大量消費の世の中となり、安い靴を探せばいくらでも見つかります。

そういった安い靴を選んで履き潰して、ダメになったらどんどん買い替えていくのもひとつの考えかもしれません。

ですが、多少高くても長持ちする靴を選んだほうが愛着がわきやすいですし、

定期的に修理やメンテナンスをして履き続けるほうが、長い目で見ると実はコストパフォーマンスは良かったりします。

地球環境、SDGsなどのエシカルな観点も考えると、なるべく長持ちする靴を選んでミニマルな暮らしを続けていきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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