【ヴィンテージpatagonia】パタゴニアバギーズの経年変化を楽しもう

ファッション
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使い込むほど味わいが出てくるモノが大好きです

この記事はそんな人向けの記事。

どうもヨンロクです(@yonrokublog)40代をシンプルに活き活き暮らすための生活習慣、健康、ファッション、一生物アイテムなどのライフスタイルを発信しています。

デニムやレザー、帆布や真鍮など使えば使うほど味わいが出てくる素材やアイテムは魅力的だ。

筆者も、若い頃はヴィンテージにハマりタテ落ちがきれいなリーバイスのXXを古着で購入したり、リジットデニムを購入していちから色落ちを楽しんだり、硬い革ジャンを着込んで柔らかくしたりしていたものだ。しかし40代にもなるといつの間にか快適性や機能性を優先するようになってしまい、すっかり今はストレッチの効いた動きやすい服だとか、軽いもの、扱いやすいものを好むようになってしまった。

そんな筆者でも現在着ているワードローブの中で経年変化を楽しんでいるアイテムがある。それがパタゴニアの名作ショーツ”バギーズ”だ。

バギーズは履けば履くほど経年変化が楽しめる」このことを知っている人は意外と少ないのではないだろうか。

そこでこの記事では、筆者が長年愛用しているバギーズショーツの経年変化を紹介したいと思う。”バギーズなんて所詮くたびれていくただの短パンだろ”と思っている人はぜひ読んでもらいたい。

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パタゴニア バギーズの経年変化を楽しむ

水陸両用のショーツとして確固たる地位を築いているバギーズは、山岳やアウトドアシーン、サーフ、カヤック、サップ、フィッシングなど水辺のアクティビティとしてはもちろん、普段使いとしてもどんなシーンでも活躍する夏にかかせないアイテムだ。

バギーズの詳しい魅力についてはこちらの記事を読んで欲しい。

過酷な環境下でも耐えれるタフさ、履いては洗って、履いては洗って、気兼ねなくガシガシ洗濯できるところも多くのファンに支持されている理由のひとつだろう。そしてその繰り返しによって生まれてくるのが”色褪せによる経年変化“だ。

綿100%なら洗濯を繰り返していくことで少しずつ色褪せていくことは古着好きの人ならご存知だろう。チャンピオンのリバースウィーブなどは独特の味わいがあることで根強い人気がある。だが綿100%ではなくリサイクルナイロン100%でできているバギーズも、何年も履き続けることでヴィンテージのような風合いになっていく楽しさがある。これは耐久性に優れているバギーズでしか味わえないことだろう。

ここからは実際に筆者が愛用している4つのバギーズの経年変化を紹介する。履き込んだ年月によってどれぐらい色褪せは進むのか、またカラーによって経年変化の違いがあるのか参考にしてみて欲しい。

2017年モデル CSHG(C Street / Hemlock Green )

まず最初は、筆者とバギーズの出会いになった思い出の1着だ。所有している中では唯一の柄物になる。2017年に購入したのでもう7年目を迎えた。

もともと淡い色合いであることや柄物だからなのか、それほどの経年変化はあまりないが、全体的に白っぽくなってきていて色褪せていっていることがわかる。

フラップの裏側と比べるとよくわかる。もとの色と比べると全体的に色合いが薄くなっている。

2018年モデル BLK(Black)

次は6年目になったブラックの経年変化はどうだろうか。

こちらは全体的に色が薄くなっている感じは全くしない。

白ふけもほとんど起きていない。

フラップの裏側の黒色と比べてもほとんど同じなのでさほど褪色していないことがわかる。

何年も履き込んだような墨黒っぽい色合いになるのではと思っていたが、もしかしたらバギーズのブラックは比較的褪色に強いかもしれない。

2019年モデル PUR(Purple)

続いて5年目になるパープルの経年変化を見てみよう。

こちらは全体的に色褪せが進んでいることがぱっと見でもわかる。

なんとなくだがウエストやサイド部分の色褪せが進んでいて中心部と若干濃淡の差が出てきている感じだ。これは洗濯したときに日陰ではなく日向に干していることが多かったため直射日光によるものと思われる。

フラップの裏側と比べるとだいぶ色褪せが進んでいて経年変化していることがよくわかる。

もともとはパキッとした紫色だったが、いまはウォッシュド加工されたようなヴィンテージのような良い感じの風合いになってきている。

2021年モデル ULPK(Ultra Pink)

最後はパタゴニア公式ウェブアウトレットで購入したウルトラピンクのバギーズだ。ウルトラと言うぐらいかなりビビットなピンクカラーだったので毛嫌いした人が多かったのだろう。だが筆者は発色の特性上、赤やピンクは退色しやすことを知っていたのだ。かなり派手なピンクだと思ったが、履き込んでいったらサーモンピンクのようなヴィンテージライクな色合いになっていくと確信して購入したわけだ。

その目論見通りになっているのか、5年経った今の状態を確認してみよう。

思っていた通り、鮮やかだったもとのピンク色はどぎつさがなくなり丸みを帯びたようなやわらかい印象の落ち着いた色合いになってきている。

ウエストゴムのひだ部分には濃淡が出てきていることがよくわかる。

フラップの裏側と比べると一目瞭然だ。かなり褪色が進み良い感じにヴィンテージっぽい色合いに成長していることがわかる。

経年変化具合で言えば、いまはこのウルトラピンクが一番気に入っている。これからも海やフィッシングでガシガシ履き込んでまだまだ育てていきたいと思えるバギーズになってきている。

今季モデルにはウルトラピンクは展開していない。もしウルトラピンクが欲しい人はメルカリで探してみるといいだろう。「バギーズ ウルトラピンク」と検索すればタイミングが合えば状態の良い中古が見つかるかもしれない。

まとめ

以上、筆者が愛用しているパタゴニアのバギーズの経年変化について紹介した。

一般的にはナイロン製の服は速乾性があったりシワになりにくかったり、取り扱いやすいメリットがあるが経年劣化するものが多い。だがバギーズに関してはそれは当てはまらない。何シーズンも履き続けられる耐久性に優れ、履き込むほど味わいのある色合いになっていく楽しさがある。

パタゴニアのバギーズはシーズンごとに発売されるカラーが違うので毎年楽しみにしているフリークも多いことだろう。”この色は履き込んでいったらどんな色合いに経年変化していくだろう?”そんな観点からカラー選びをしてみるのも一興ではないだろうか。

鮮やかな色合いのバギーズもたしかにカッコいい。色褪せた服は好みじゃない人もいるかもしれない。そういった人は日陰で干すようにしたり、裏返して干せば褪色の進行は少しは遅らせることはできると思う。しかし筆者は、褪色が進んだヴィンテージのような雰囲気が出ているバギーズのほうが好きだ。バギーズ愛好家のなかにはもう10年以上履き続けている人も多く、筆者のバギーズはまだまだこれからも経年変化していくことだろう。歳を取ってもこういった味わいのあるバギーズをさらっときれいに着こなせる素敵なおじいさんになりたいものだ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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