松田のマヨネーズってなんで人気なの?
以上の疑問にお答えします。
どうもヨンロクです(@yonrokublog)40代をシンプルに活き活き暮らすための生活習慣、健康、ファッション、一生物アイテムなどのライフスタイルを発信しています。
「マヨラー」という言葉があるぐらい、マヨネーズが好きな人は多いのではないでしょうか。パンに塗ったり、サラダにかけたり、ハムにつけたり、お好み焼きやたこ焼きなどにもよく使われます。また中にはご飯にまでマヨネーズをかけて食べる人もいるそうです。
しかしマヨネーズは体に悪い、カロリーが高いから太る、そんなイメージが強いため40代にとっては避けた方がいい調味料かもしれません。
そもそもマヨネーズは、卵、酢、塩、そして食用油で作られているわけですが、卵、酢、塩は決して体に悪いものではなく生きていく上で必要な栄養素です。問題なのは食用油。逆に言うと、ちゃんとした油で作られたマヨネーズであれば健康にとってそこまで悪い調味料ではないわけです。
そんな健康志向の人にも安心なのが、”松田のマヨネーズ”。
この記事では、実際に食べた感想も合わせて松田のマヨネーズの特徴やこだわりを解説します。
健康のためにマヨネーズは我慢している人、まだ松田のマヨネーズを食べたことがない人は参考にしてみてください。
松田のマヨネーズとは?
松田のマヨネーズは埼玉県にある株式会社ななくさの郷が製造しているマヨネーズになります。
販売価格は667円(税込)で内容量は300g。
スーパーに売っている一般的なマヨネーズと比べるとお値段は高めですが、松田のマヨネーズは根強い人気があります。
松田マヨネーズが人気の理由
無添加であること
松田のマヨネーズが人気の理由は、なんといっても無添加であることが挙げられます。健康に気をつかっているけどマヨネーズが好きな人にはぴったりですね。
食用なたね油(国内製造)(遺伝子組換えの混入を防ぐため分別)、卵、りんご酢、食塩、蜂蜜、マスタード、ニンニク、コショウ、ショウガ
何が使われているかイメージできる原材料ばかりで、一般的なマヨネーズに使われている旨み成分である調味料(アミノ酸等)などの添加物はいっさい使われていません。
原材料にもこだわり
松田のパッケージには各原材料の説明がびっしり記載されています。マヨネーズに対するこだわりがビシバシ伝わってきます。
圧搾一番搾りなたね油
マヨネーズはあまり食べないほうが良いと言われる主な原因である食用油ですが、松田のマヨネーズには米澤精油の圧搾一番搾りなたね油だけを使用していて、製造工程においてヘキサン、リン酸、シリコーンなどを使用しない、こだわりの製法で作られた油です。
卵
提携している養鶏農家では、雌と雄を一緒に飼う有精卵を生む環境の中で元気に走り回れる自然な飼い方をしている卵(全卵)だけを使用しています。餌には遺伝子組み換えをしているとうもろこしや大豆などは与えていないこだわりようです。
オーガニック純りんご酢
マヨネーズの酸味として使われているのがりんご酢。しかもオーストリア産等のオーガニックりんごを原料にしています。冷凍されて日本に運ばれた果汁は、まず発酵させりんご酒を造り、そこから酢酸発酵させて純りんご酒を造ります。発酵にはアルコールは添加させず手間と時間をかけて作られます。
伝統海塩【海の精】
食塩には伊豆大島の黒潮の海水を平釜で炊き上げた伝統海塩『海の精』を使用。一般的なマヨネーズに使われている塩化ナトリウムだけの食塩とは違いミネラルたっぷりです。
マスタード
100%からし菜の種を粉末にした安心のマスタードです。食味の違いを生み出します。
コショウ、ショウガ
後回しになりがちなコショウやショウガにおいてもオーガニックにこだわっています。
蜂蜜
一般的なマヨネーズには甘味料として砂糖が使われているものが多いのですが、松田のマヨネーズは蜂蜜が使われています。もちろん純度100%の蜂が集めた国産の蜂蜜です。
はちみつの健康効果についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
しかし、この砂糖を使わず蜂蜜を使ったマヨネーズ作りを始めたことで後に問題となるわけです。
松田のマヨネーズの歴史
松田のマヨネーズの商品パッケージには、このような文言が記載されています。
おかげさまで”マヨネーズ”です
「おかげさまで”マヨネーズ”です」ってどういう意味?
松田のマヨネーズが生まれたきっかけは、養鶏家から仕入れて余ってしまった卵がもったいないと感じたことが始まりだったようです。もともと自然食品店を営んでいた松田氏は食品加工のノウハウはなかったのですが、素材についての知識は豊富。”いい材料を使えば自然とおいしい食べ物になるはずだ”と考えマヨネーズ製造に取り掛かりました。
原材料のこだわりは先述したとおりですが、甘みとして白砂糖は使いたくないという強いこだわりから蜂蜜を使うことになったわけですが、これが後に問題になりました。
それは、当時の農水省のJAS規格で定められていたルールがあったのです。
はちみつを使っているマヨネーズは商品名にマヨネーズの名称は使えない
砂糖や安いブドウ糖液糖ならマヨネーズと名乗れるのに、はちみつが入っているとマヨネーズと名乗れないという謎のルール。
発売してから18年間なんの問題もなく販売を続けきた松田のマヨネーズは2003年からマヨネーズと名乗れず、”マヨネーズタイプのドレッシング”として販売を余儀なくされることなりました。
ですが、これに対して多くのファンが規格是正を求める抗議運動として署名や農水省に申し入れを続けたことで規格が改正され、5年後の規格見直しの審議会を経て「はちみつを含む」ことがようやく了承されることなりました。
そういったみなさまへの感謝の気持ちとして、パッケージには今でも「おかげさまで”マヨネーズ”です」と記載されているわけですね。
松田マヨネーズはおいしい?まずい?
いくら原材料にこだわっていても、無添加であってもマヨネーズの美味しさが感じなければ人気が出ないはずですよね。
筆者が毎日食べているルーティンサラダに松田のマヨネーズをかけて食べてみました。
美味しいの?まずいの?
めちゃめちゃ美味しいです。
一般的なマヨネーズのようなトゲのある酸味などはなく、まろやかな卵のコクや旨みがあり、蜂蜜の自然な甘さ、そしてちょっとピリッとした辛味が感じられとても美味しく感じました。
以前甘口も食べたことがありますが、個人的には辛口のほうが好みです。
松田のマヨネーズはどこで買える?
こだわりの原材料、そして無添加なのに美味しいわけですから、松田のマヨネーズは人気があるのも納得ですよね。
しかし松田のマヨネーズの残念なところが唯一あります。それは”あまり売っていない”こと。
松田のマヨネーズのこだわりは原材料だけに留まらず、材料を少しずつ混ぜ合わせていく乳化方法を採用していたりと製造方法にもこだわりがあります。そのため大量生産には向かないため流通量はどうしても一般的なマヨネーズと比べると少なくなってしまうわけですね。
松田のマヨネーズを取り扱いしている有名なチェーン店としては、
- カルディ
- 成城石井
- KINOKUNIYA
- 北野エース
このようなお店で取り扱いしています。ですが店舗によってはずっと売り切れ状態になっていることも多く、特に辛口はなかなか売っていないことが多いです。
筆者も近所のカルディを定期的にチェックしていて3ヶ月ほど売り切れだったのですが、ようやくゲットすることができました。
普通のスーパーでも、イオン系列や自然派志向のスーパーなど店舗によっては販売しているお店もありますので、お近くのスーパーのマヨネーズコーナーを一度チェックしてみましょう。
近くのスーパーで手に入らない人はネットでお取り寄せすれば確実です。
まとめ
以上、松田のマヨネーズの人気の理由について解説しました。
たしかにマヨネーズはカロリーが高めなので、食べ過ぎには注意が必要ですが、サラダにかけたり、卵焼きにつけたり、エビフライにつけたり、おかずによってはやっぱりマヨネーズをつけて食べたい時もありますよね。そんなときに罪悪感なしでかけれる松田のマヨネーズがあれば安心です。
人気過ぎて店頭ではなかなか手に入らないので、もし売っていたらラッキーだと思って即ゲットしましょう。
無添加にこだわり、原材料にもこだわる、こういった健康のことを本気で考えている食品が世の中にどんどん増えていって欲しいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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