キャプリーン・クール・デイリーのフーディタイプってどうなの?
そんな疑問にお答えします。
どうもヨンロクです(@yonrokublog)40代をシンプルに活き活き暮らすための生活習慣、健康、ファッション、一生物アイテムなどのライフスタイルを発信しています。
「もし夏の無人島で1着だけ服を着て1ヶ月過ごすとしたら何を着る?」と問われたら、筆者は迷うことなくパタゴニアのキャプリーン・クール・デイリー・フーディを選ぶだろう。
そう思わせるぐらい気に入ってしまったキャプリーン・クール・デイリー・フーディについてこの記事ではレビューしたいと思う。すでにキャプリーン・クール・デイリー・シャツを持っているけどフーディタイプはまだ手を出していない人はぜひ参考にして欲しい。
傑作キャプリーン・クール・デイリーとは?
この記事を読んでいる人は既にご存知かと思うが、キャプリーン・クール・デイリーは冷涼から暑熱におよぶ状況で激しく運動しているときも体を快適に保つデザインになっていて、パタゴニア製品の中で最も多用途に使えるテクニカル・トップに位置付けされてる。
キャプリーン・クール・デイリー・シャツの詳しい魅力やサイズ感などについてはこちらの記事を読んで欲しい。
筆者はすでに半袖2着、長袖1着を所有しておりワードロープの中では夏のヘビロテTシャツとして君臨している。
ただフーディに関しては価格がやや割高なこと、そしてそもそもフードがあることにあまりメリットを感じられずにこれまで敬遠していたわけだ。
しかし、先日の釣りでロングスリーブのキャプリーン・クール・デイリーを着ていた際に、思っていたよりも朝からの日差しが強く、うっかり日焼け止めを塗り忘れていた首の後ろが日焼けしてしまったことがあった。
そこで物は試しということで、今回新たにフーディタイプを手にいれることにしたわけだ。
今季モデルには欲しいカラーや希望サイズがすでに売り切れていたためメルカリで2023年モデルを購入した。人気のデザインやカラーはシーズン前に完売してしまうのがパタゴニア製品の悩ましいところ。まあそれも人気の証でもあるのだから仕方ない。中古品でも気にしないのであれば筆者のようにメルカリで探すのがおすすめだ。「キャプリーン デイリー フーディ」と検索すれば過去に発売された好きなグラフィックやカラーがきっと見つかるだろう。
キャプリーン・クール・デイリー・フーディをレビュー
この日は9月初旬、まだまだ残暑厳しい季節だが、朝方は日中ほど暑くないため半袖だけだと心許ない日が多く、こういった季節にはやはり長袖が重宝する。
フードがある安心感
フードを被ることで首回りがほんのり温かく感じ、急な風からも守ってくれる安心感がある。このへんはフードのないキャプリーンでは真似できないことだ。少しひんやりとした質感、ツルツルとした肌触り、動きの妨げにならないセットイン型スリーブ、縫い目を少なくして肌との摩擦を軽減してくれる快適さはすでに愛用しているショートスリーブやロングスリーブと同じである。
首の後ろを守ってくれる
フーディの良さを早々に実感することになった。
朝方の太陽の位置がまだ低い時間帯に太陽を背に釣りをするときは特に首の後ろの日焼けが気になるわけだが、わざわざ帽子を被る必要もなくサッとフードを被るだけで事足りるため、より釣りに集中することができた。
そのまま海へ入れる
この日の最高気温は34度。雲ひとつない晴天だった。太陽が昇る頃から10時過ぎぐらいまで釣りに興じていたわけだが、陽射しも強く、汗もかいていたので海に入りたい気持ちになった。
幸いこの日の海は波も穏やかで透き通っていて、クラゲもいなかったのでキャプリーン・クール・デイリー・フーディを着たままそのまま海へダイブすることにした。
もちろん下には同じパタゴニア社の水陸両用のバギーズを履いているからこそできる芸当だ。
ラッシュガードが不要になる
海に入ってみるとキャプリーン・クール・デイリーの懐の深さをまたひとつ学んだような気がする。
海中での動きを邪魔することなくとにかく快適なのだ。ラッシュガード代わりにもなるという触れ込みは本当だった。
地域にもよるかと思うが、万が一の事故に備えて、小学生の時に着衣水泳の授業があった人も多いのではないか。服を着たまま泳ぐのは危険でかなり大変であることを理解するための授業なのだが、それはあくまで綿100%の服を着ている場合に限るわけである。もしこのキャプリーン・クール・デイリーを着てその授業を受けてしまうと着衣水泳の危険性は到底理解できないだろう。それぐらい海の中でも着ていて不自由さをまったく感じさせないところは見事としか言いようがない。
海上がりにおいてもキャプリーン・クール・デイリーの機能性には感服してしまう。
肌にべったりといつまでも張り付くことはなく、とても肌離れが良い。しかもびしょびしょに濡れているのにこの淡い色合いのライトベージュであっても透けにくいわけだからこれまで海でいつも着ていたラッシュガードはもう要らないんじゃないかとすら思う。
ラッシュガードを日常に着る人は少ないと思う。だがこのキャプリーン・クール・デイリー・フーディなら海などのアクティブシーンだけでなく普段着としても部屋着としても寝巻きとしても着れるのでミニマリストにとっては願ったり叶ったりなアイテムのひとつになることだろう。
速乾性がすごい
そして特筆すべきはやはりキャプリーン・クール・デイリーの速乾性だ。とにかく乾くのが早い。
海から上がってから再び釣りを始めたわけだが、特に水気を手で絞ることなくそのまま着用していてもこの日の気温だとだいたい1時間ぐらいで完全に乾いてしまったのだから驚きだ。
もちろん下に履いてたバギーズもほぼ乾いていた。
UVプロテクションは健在
海や山などアクティブなシーンで気になるのが紫外線ではないだろうか。特に歳をとってくるとシミやシワの原因になるためUV対策している男性も今の時代は多いと思う。
しかしパタゴニア公式サイトのキャプリーン・クール・デイリーの商品説明欄にはUVカットに関することはいっさい記載されていない。その理由は昔はUVプロテクション機能付で販売していたが、パタゴニアによるテスト結果によって目指していたUPF50+という最高水準のUVプロテクションを測定できなかったためだ。そのため現在発売されているキャプリーン・クール・デイリーにはUVカットの機能がないと思う人も多いかもしれない。
ところがどうだろう、今回太陽が昇る時間帯から昼過ぎまでずっと日陰がないサーフで釣りをしていたわけだが、帰る時に着替えるために脱いだところ日焼け止めを塗っていないのにも関わらず上半身はまったく日焼けしていなかったのだ。※もちろん顔、手の甲、足には日焼け止めクリームを何度も塗り直している。
このことからもわかるようにキャプリーン・クール・デイリーには紫外線カット効果があると言えるだろう。最高水準のUVプロテクションがないとはいえ、高い水準でUVカット効果はあるのだから少しぐらいそのことに触れてもいいのではと個人的には思う。
キャプリーン・クール・デイリー・フーディのサイズ感
最後にサイズ感について述べておきたい。筆者は身長177cm、体重63kgのやや痩せ型体型。すでに所有しているキャプリーン・クール・デイリー・シャツと同様、今回もMサイズを選んだ。程よいゆとりがあるが、水に濡れてもダブつくことがなかったのでちょうどいいサイズではないかと思っている。
サイズ感に関しては、すでにキャプリーン・クール・デイリー・シャツを所有している人なら同じサイズで大丈夫かと思う。特にフーディだからと言っていつもと違うサイズを選ぶ必要はない。
まとめと感想
以上、パタゴニアのキャプリーン・クール・デイリー・フーディをレビューしてみた。
今回9月初旬の釣行に着用したわけだがとても快適そのものだった。
筆者はしないが、カヌーやサップなどをする人にとってもキャプリーン・クール・デイリー・フーディはこれ以上ない最適解になるのではないかと思われる。
すでにキャプリーン・クール・デイリーの良さは理解していたつもりだったが、フードがあるだけでここまで活用シーンが増えるのかと改めてパタゴニアの美学に感心してしまうことになった。
もちろんショートスリーブにはショートスリーブの良さがあるし、ロングスリーブにはロングスリーブの良さがあるが、フーディでしか得られないメリットがあることも事実である。
たしかにフードを被らない時は、フードの重み分少し後ろに引っ張られる感じがしたり、かがむと横から垂れてきたり、いつの間にかフードが裏返しになっているなどのデメリットは否定できない。だがそんなことはどうでも良いと思えるほど活用シーンの幅が広くなるため、個人的にはもはや”完全服”と呼べるのではないかと思う。
まだ着始めたばかりのため、フードが伸びてこないかなどの耐久性については不明なところがある。しかしこれまでの経験からキャプリーン・クール・デイリーの耐久性については全幅の信頼を寄せているので、これからも長く着続けることができるだろう。
ちなみに今回の釣果のほうは爆釣だった。キャプリーン・クール・デイリー・フーディのおかげなのか、筆者の腕前なのかはわからないが良型のキスをバンバン釣り上げることができた。
いずれにしてもフードがあることによって釣りや海以外でも助かるシーンは必ず訪れると思う。筆者のようにフードタイプはこれまで敬遠してきた人も1着は持っておいて損はないだろう。
この記事がキャプリーン・クール・デイリー・フーディを購入する前の参考に少しでも役に立ったのなら嬉しく思う。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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