【糖質ゼロビールなら大丈夫?】健康を気にする人が飲んでいる残念なビールたち

糖質ゼロビールの危険性 食生活
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糖質ゼロのビールなら健康に悪くないよね?

以上の疑問にお答えします。

どうもヨンロクです(@yonrokublog)40代をシンプルに活き活き暮らすための生活習慣、健康、ファッション、一生物アイテムなどのライフスタイルを発信しています。

仕事のあとのビールは格別ですよね。

筆者もビール大好きなので毎日飲んでいます。

しかし40代になると血糖値が気になってきますし、お腹が出てきたり、また若い頃と比べるとさまざまな体調面の変化などが出てくる年代なので、ビールを飲むことに罪悪感を感じてしまいますよね。

そんなときに目につくのが、スーパーやコンビニなどのビール売り場でよく見かける、

”糖質オフ”
”糖質ゼロ”
”糖質フリー”

とパッケージに書かれたビールたち。

「このビールなら飲んでも大丈夫!」とついつい選んでいる人も多いのではないでしょうか?

でも本当のその糖質ゼロビール・糖質カットビールは健康にいいのでしょうか?

結論から申し上げると、

糖質ゼロビールは習慣的に飲むことはやめたほうがいいです。

この記事では、

なぜ糖質ゼロビールを選んではいけないのか、ビールを飲むならどういったビールがいいのか、またビール大好きな筆者が何度もリピートしているおすすめビールをランキング形式でご紹介します。

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実は糖質ゼロはゼロではない

パッケージには糖質ゼロとデカデカと謳っていますが、実は糖質はゼロではありません。

え?ゼロじゃないの?

食品表示のルールによって、飲料100ミリリットル当たり糖質が2.5グラム未満になっていれば「糖質フリー」や「糖質オフ」、0.5グラム未満なら「糖質ゼロ」と表示していいことになっているだけです。

一般的な普通のビールの糖質は100ミリリットル当たり3~3.5グラム程度なので、たしかにそれと比べたら糖質は少ないので糖尿病のリスクは軽減されるかもしれません。

じゃあ、やっぱり健康には良いんだよね?

しかし問題なのは、糖質が少ないのに美味しいと思わせる企業の思惑です。

糖質ゼロの闇

ここで質問です。糖質ゼロのビールって本当に美味しいと感じていますか?

もちろん味の好みは人それぞれですが、

糖質ゼロの割には美味しいかも

こう思う人が大半ではないでしょうか。

まあ、たしかにそこまで美味しくはない、、、

筆者もそういったビールも飲んだことはありますが正直言って美味しいと感じたことはありません。

そもそもビールのうま味は糖質にあります。糖質オフや糖質ゼロのビールはそのうま味のもとになる糖質が少ないわけですから美味しくないのは当然なんですよね。

そこで美味しく感じさせるために企業はあれこれと手を加えるわけです。いくら糖質ゼロだからといっても美味しくないビールは売れませんからね。

そこで登場するのが添加物です。まさに企業にとっては魔法の粉。

とある糖質ゼロのビールの原材料名をみてみると、

麦芽エキス、ホップ、米、コーン、スターチ、糖類(国内製造)、食物繊維、大豆たんぱく/調味料(アミノ酸)、香料、カラメル色素

健康のことを考えて糖質を気にする人に買ってもらいたいから糖質オフとか糖質カットとかアピールしていますが、そのままだとビールとして美味しくないわけですから、糖類を添加し、ビールの色合いにするためにカラメル色素を混ぜ、さらに風味や後味もビールに近づけるために添加物も追加しているわけです。

そもそも糖質をカットしているのに、糖類を追加しているなんておかしくないですか?

たしかに、おかしい、、、

糖質ゼロ、糖質オフとアピールした方が、健康を気にしている人に売れるから企業はただそうしているだけなんですよね。

企業は営利企業です。利益を追求しなければいけません。われわれ消費者の健康のことを考えて糖質ゼロビールを発売しているわけではなく、あくまで売れるために作っているわけです。

健康のために糖質ゼロビールを飲んでも、結局は糖類が入っていますし、日常的に添加物を摂り続けることになりますので40代は注意する必要があります。

ビールの糖質を減らしても気休め程度

ここで考えておきたいのが、糖質オフのビールの糖質ってどれぐらいかということです。

昔からある普通のビールの糖質は100 mlあたりだいたい3gです。350ml缶だと10gちょっと、500ml缶だと15gになるわけです。

では15gの糖質ってどれぐらいなのでしょうか?

例えばビールと一緒に食べるつまみの糖質量を見てみましょう。

  • フライドポテトMサイズ(約135g):糖質約40〜45g
  • 餃子一人前:糖質約20g
  • 唐揚げ2〜3個:糖質約15g
  • ポテトチップス1袋:糖質約30〜50g

どうでしょうか?

それほど美味しくない糖質オフビールを飲んでも、こういったつまみを一緒に食べたらまるっきり無意味だということがわかります。

それならば糖質が普通にある美味しいビールを飲んで、豆腐や枝豆、ナッツなど低糖質なおつまみに変えたほうが圧倒的に糖質を控えることができ、満足度も高いわけです。

一日一食のオートファジー生活を長年続けておられるタモリさんは、ビールを飲むときは何も食べないそうです。

筆者も昔から毎日のように缶ビールを2、3缶飲んでいましたので、ご多分に漏れず典型的な中年太りの体型になっていました。

しかし、40代になってから食生活を見直し、食べるものを健康的なものに変え、1日1食のオートファジー生活を続けたことでビール腹は凹み、すごぶる体調が良くなりました。これまでと同じように毎日ビールは飲み続けてもです。

つまりビール腹の原因はビールの糖質よりも、何を食べるか、食べる物の糖質の影響のほうが大きいことがわかったわけです。

健康のためのビールの選び方

健康のことを気にしてわざわざそれほど美味くない糖質ゼロや糖質カットのビールなんて飲む必要はありません。

昔からある本物のビールを選ぶ

まず間違いないのは昔からある定番の本物のビールを選ぶことです。

  • アサヒスーパードライ
  • キリン一番搾り
  • キリンラガー
  • サッポロ黒ラベル
  • サッポロエビス
  • サントリープレミアムモルツ

使われている原材料は麦芽とホップが基本で、昔からの伝統的な方法で作られていますから、余計な添加物もなく変な小細工がされていないので安心です。なにせ旨い。これこそがビールです。

筆者は春夏はアサヒスーパードライ、秋冬はキリン一番搾りを飲むことが多いです。

発泡酒・新ジャンル第3のビールからビールを選ぶ

少しでも安く済ませたい人は発泡酒や新ジャンル・第3のビールを買う人も多いと思います。

麦芽の使用量が少ないため税金が少なくなるため消費者にとってはありがたい発泡酒・新ジャンルビールですが、ビールの味に近づけるために糖類や添加物が使われているため注意が必要です。

特に糖質オフや糖質ゼロを謳っているものは避けた方がいいでしょう。

糖質ゼロや糖質オフのビールは避けた方がいい

一見健康に良さそうな糖質ゼロや糖質オフを謳っているビールほど注意が必要です。

商品名アピール原材料名
キリン淡麗グリーンラベル(生)糖質70%オフ麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類(国内製造)
キリン淡麗プラチナダブル糖質ゼロ・プリン体ゼロ麦芽、ホップ、大麦、糖類、アルコール(国内製造)/香料、カラメル色素、酸味料、乳化剤、甘味料(アセスルファムK)
のどごしZERO糖質ゼロ・プリン体ゼロ・カロリー27kcal発泡酒(国内製造)(麦芽エキス、ホップ、糖類、食物繊維、大豆たんぱく)、麦スピリッツ/乳化剤
アサヒスタイルフリー糖質ゼロ麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類、カラメル色素、酵母エキス、食物繊維、大豆たんぱく
クリアアサヒ 贅沢ゼロ糖質ゼロ発泡酒(麦芽、麦芽エキス、ホップ、米、コーン、スターチ、糖類、カラメル色素、アルコール、食物繊維、大豆たんぱく、調味料(アミノ酸))、スピリッツ(大麦)
アサヒ オフ糖質ゼロ/プリン体ゼロ/カロリー最小級麦芽エキス、ホップ、米、コーン、スターチ、糖類(国内製造)、食物繊維、大豆たんぱく/調味料(アミノ酸)、香料、カラメル色素
サッポロ 極ZEROプリン体0.00・糖質0麦芽、ホップ、大麦、糖類、スピリッツ(国内製造)、水溶性食物繊維/炭酸、香料、苦味料、塩化カルシウム、カラメル色素、酸味料、安定剤(アルギン酸エステル)
サントリー 金麦 糖質75%オフ糖質75%オフ発泡酒(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維)、スピリッツ(小麦)、炭酸ガス含有

こうやって一覧にすると一目瞭然ですね。

カラメル色素にアセスルファムKも、、、

各社”糖質ゼロ”や”プリン体ゼロ”などをパッケージでアピールするために、いろいろ手を加えていることがわかります。

健康のためにと思って、こういったビールを毎日飲み続けると添加物を多く摂取してしまうことになります。

人気の新ジャンルビールにも糖類は入っている

実は新ジャンルビールとして人気の定番ビールにも糖類が入っているものが多いので注意が必要です。

商品名原材料名
サントリー金麦発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)
キリンのどごし生ホップ、糖類(国内製造)、大豆たんぱく、酵母エキス
キリン本麒麟発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ
サッポロホップ、糖類(国内製造)、エンドウたんぱく/カラメル色素

本当だ!

このことからもわかるように、やっぱりビールの旨みは”糖”にあるわけです。糖類が入っていると美味しいからリピートする。リピートする人が多いから人気のビールになる。人気だからどこでも販売するようになる。手に入りやすい新ジャンルのビールほど糖類が入っている確率が高いので注意しましょう。

糖類が入っていないおすすめの新ジャンルビール

最後に筆者がこれまで飲んできたなかで、原材料名に糖類の表記がない美味しい新ジャンルビールをご紹介します。

第1位:アサヒ ザ・リッチ(購入回数:33回)
原材料

発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)

最も筆者がリピートしているのが、「アサヒ ザ・リッチ」です。

本物のビールと比べても遜色のないぐらいの麦の旨みとコク、キレの良さもありどんな食事にも合う美味しさがあります。

第2位:サッポロ 麦とホップ黒(購入回数:24回)
原材料

発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)

黒ビールといえば、ギネスビールが有名で最も美味いことは間違いないですが、なにせ高い。そんな黒ビール好きな筆者が何回もリピートしているのが、「サッポロ 麦とホップ黒」です。

新ジャンルでありながら、黒ビールらしい味わいにかなり近くてクセになる旨さです。魚系よりも肉系の料理に合い、ハーフアンドハーフにしても美味しいです。

第3位:サッポロ ゴールドスター(購入回数:13回)
原材料

発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)

購入頻度は下がりますが、アサヒザリッチが売り切れ中のときは「サッポロ ゴールドスター」を購入してます。

サッポロのエビスビールのホップと、定番ビール、モルツの麦芽を一部使用したまさに良いところ取りな新ジャンルビールです。さすがにエビスビールやモルツのような本物のビールとまではいきませんが、香り豊かで味わい深く新ジャンルとは思えないぐらい頑張っている思います。

番外編:このビールにも注意

本物のビールにも最近糖質ゼロの波がやってきています。

これまでは麦芽の使用量が多いビールは「糖質ゼロ」は不可能といわれていたのですが、メーカーの努力と研究、技術革新によって実現されました。

商品名アピール原材料名
キリン
一番搾り糖質ゼロ
糖質ゼロ麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、糖類
サントリー
パーフェクトサントリービール
糖質ゼロ麦芽(外国製造)、ホップ、糖類

各社CMもバンバン流し糖質ゼロなのに美味しいことをアピールしているので、もちろんどちらも試しに飲んだことはありますが、

全然美味しいとは思わない、、、

これを飲むぐらいなら普通の本物のビールを飲んだ方がいいし、新ジャンルのほうが安くつきます。

糖質ゼロと言いながら、糖類がしっかり入っていますのでこの2つのビールも飲むのは避けた方がいいでしょう。

まとめ

以上、糖質ゼロビールについて解説しました。

まとめるとこんな感じ、

  • 糖質ゼロビールはあえて飲む必要はない
  • 糖質ゼロビールは添加物も多く摂ってしまう
  • ビールの糖質を気にしても食べる料理によっては台無し
  • 糖類の入っていないビールを選ぶ
  • ビール腹はビールの糖質よりも食べ物の影響が大きい

最後に申し上げておきますが、本当に健康のことを考えるなら、アルコールは一滴も飲まないほうが良いことは明白です。なのでビールは飲まないに越したことはありません。

でもやっぱりビールは飲みたいですよね。そんなときは糖質は気にせずビールを飲んで、おつまみに糖質が少ない食べ物を食べるほうが全然健康には良いということです。

もちろん飲み過ぎにはお互い注意しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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