寝る前にはちみつを食べるといいって聞いたけど?本当なの?
以上の疑問にお答えします。
どうもヨンロクです(@yonrokublog)40代をシンプルに活き活き暮らすための生活習慣、健康、ファッション、一生物アイテムなどのライフスタイルを発信しています。
1日1食のオートファジー生活を続けながら、健康を意識した食生活を送っている筆者ですが、
まだ毎日の食生活に取り入れていないのが「はちみつ」です。
はちみつの健康効果が高いことは昔から言われていて、
筆者も体に良い食べ物をいろいろ調べていますので、もちろんそのことは知っているのですが、
料理に使うこともないし、食べるタイミングがない、、、
とこれまではちみつは食べていませんでした。
ところが、
そんなはちみつの栄養を最大限取り込む方法として最近注目されているのが、
寝る直前にスプーン一杯のはちみつを飲む
という摂取方法です。
寝る直前にはちみつ舐めても大丈夫なのかな?
ちょっと驚きますよね。
「寝る前に歯を磨かないと虫歯になっちゃうよ」と私たちはこれまで散々教えられてきたわけですから。
この記事では、
健康のためにこれからはちみつを食べようか迷っている人に向けて、
「寝る直前のスプーン一杯のはちみつを飲む健康効果」についてわかりやすく解説します。
はちみつの健康効果
はちみつには150種以上の栄養素が含まれていると言われ、
含有率が多い栄養素としては順に以下のものが挙げられます
- 糖質(主にブドウ糖と果糖)
- 水分
- ビタミン類(ビタミンCやビタミンB群など)
- ミネラル(カルシウム、マグネシウム、カリウムなど)
- フェノール化合物
- 酵素
- アミノ酸
- ポリフェノール
- フラボノイド
- カロチノイド
このような栄養素がはちみつにはたっぷりと含まれているので、健康への様々な効果が期待されているわけですね。
寝る直前のスプーン一杯のはちみつ効果
では一体、寝る直前にスプーン一杯のはちみつを舐めるとどんな効果があるのでしょうか。
以下、順に解説します。
眠りの質が向上する
寝る直前のはちみつ摂取は、寝つきを良くする効果があるそうです。
これは嬉しい効果!
はちみつに含まれるグリコーゲンは、ブドウ糖の放出を抑え、脳に安定したエネルギー供給をもたらします。これにより、血糖値の急激な上昇や下降を防ぎ、安定した体内環境を保ちます。
さらに、はちみつに含まれるトリプトファンは、セロトニンやメラトニンといった睡眠に関わるホルモンの生成を促進し、リラックスを助けます。
その結果、寝る前のはちみつ摂取によって心身がリラックスし、自然な眠りに導かれることで睡眠の質が向上し、熟睡感を得ることができます。
睡眠不足で悩んでいる人にいいかも
胃腸の調子を整える
寝る直前のはちみつ摂取は、胃腸の調子を整える効果があるそうです。
腸活にも良いんだ
はちみつに含まれる酵素やプロバイオティクスは、消化を助け、腸内細菌のバランスを整えます。これにより、消化器官がスムーズに機能し、食事の消化吸収が促進されます。
また、はちみつは胃酸の分泌を抑制し、胃腸の粘膜を保護する作用もあります。
さらに、はちみつは消化器系に優しい食品であり、胃腸に負担をかけずに消化されます。
そのため、寝る前のはちみつ摂取は、胃腸の不快感や消化不良を軽減し、快適な眠りをサポートします。結果として、朝起きた時のスッキリ感も増すというわけです。
免疫力を高める
寝る直前のはちみつ摂取は、免疫力を高める効果があるそうです。
風邪やインフルエンザなどひきにくくなる
はちみつには抗菌作用や抗炎症作用があるため、身体をさまざまな感染症から守る役割を果たします。
また、はちみつに含まれる抗酸化物質は、体内の活性酸素を除去し、細胞のダメージを防ぎます。
さらに、はちみつには免疫細胞の活性化を促進する栄養素が豊富に含まれています。これらの成分が体内で働き、免疫系を強化し、病気に対する抵抗力を高めます。
その結果、寝る前のはちみつ摂取は、健康な体を維持し、感染症から身を守る役割を果たします。
ストレスを軽減させる
寝る前のはちみつ摂取は、ストレスを軽減させる効果があるそうです。
リラックスしてよく眠れるようになるのか
はちみつに含まれる甘みが脳内のエンドルフィンを放出し、リラックスを促します。
また、はちみつにはセロトニンとメラトニンの生成をサポートするトリプトファンが含まれており、ストレスホルモンの分泌を抑制し、心身をリフレッシュさせます。
そのため、寝る前にはちみつを摂取することで、ストレスや緊張を緩和し、心地よい眠りへと導かれます。
肌の健康をサポートする
寝る直前のはちみつ摂取は、肌の健康をサポートしてくれるそうです。
老化予防にもいいんだね
はちみつには保湿効果があり、肌の水分量を保ち、乾燥から守ります。
さらに、はちみつには抗菌作用があり、肌の炎症やニキビの原因となる細菌の繁殖を抑制します。
また、はちみつには天然の酵素が含まれており、古い角質をやさしく除去し、肌のターンオーバーを促進します。これにより、肌が柔らかくなり、ツヤを取り戻します。
寝る前にはちみつを摂取し続けることで、美肌効果が期待できます。
エネルギーを補給する
寝る直前のはちみつ摂取は、体にエネルギーを補給してくれるそうです。
1日の疲れを取り除いてくれるんだ
はちみつに含まれるブドウ糖は、素早く吸収され、体内で燃焼されやすいエネルギー源です。寝る前にはちみつを摂取することで、夜間中に血糖値が安定し、断食状態になることを防ぎます。
その結果、睡眠中にも体内のエネルギーレベルを維持し、翌朝の目覚めがスムーズになります。
また、はちみつに含まれるビタミンやミネラルもエネルギー生産に必要な栄養素を補給し、体の疲労回復を促進します。
寝る前のはちみつ摂取は、翌朝の活力につながり、日中のパフォーマンスを向上させる効果があります。
体内の酸化ストレスを軽減する
寝る前のはちみつ摂取は、体内の酸化ストレスを軽減してくれるそうです。
酸化はできるだけ防ぎたい
はちみつには豊富な抗酸化物質が含まれており、体内の活性酸素を除去する働きがあります。活性酸素は、体内で酸化反応を引き起こし、細胞や組織をダメージさせる原因となります。
しかし、はちみつに含まれるポリフェノールやビタミンCなどの抗酸化物質は、活性酸素と反応して安定化し、細胞を守ります。
その結果、体内の酸化ストレスが軽減され、細胞の老化や疾患のリスクが低減します。
寝る前のはちみつ摂取は、健康な細胞の維持に役立ち、全身の健康をサポートしてくれます。
はちみつを寝る前に食べて大丈夫?
でも甘いはちみつを寝る前に食べるのは不安です、、
ですよね
甘いもの=虫歯、太る
こんなイメージがどうしてもありますよね。
なので疑問な点を調べてみました。
- Q虫歯にならない?
- A
これは医者によって見解が分かれるようです。
はちみつは虫歯になりにくいだけで虫歯にならないとは言い切れないと言う医者もいれば、
寝る直前にはちみつを食べることで、むしろ虫歯や歯周病の予防になるという医者もいます。
虫歯の原因になるのはショ糖という砂糖の主成分のことで虫歯菌の大好物です。
ですがはちみつに含まれるのは果糖とブドウ糖です。果糖とブドウ糖が単体で入っているはちみつはショ糖にはならないので虫歯にならないと言われています。
- Q素早く飲み込んだほうがいい?
- A
素早く飲み込む必要はなく、お口全体に行き渡らせるようにして飲むほうがいいそうです。
寝ている間は唾液が少なくなるのでお口の中は乾燥します。乾燥は雑菌が繁殖しやすく虫歯が進行しやすい環境です。はちみつの殺菌作用と保湿効果が寝ている間の虫歯菌の活動を抑制してくれますので口臭予防にも効果的なようです。はちみつはお口の中に広げるようにしてから飲むといいそうです。
- Qはちみつを食べると太る?
- A
食べ過ぎなければはちみつはむしろダイエット効果が期待できるようです。
寝る直前にはちみつを摂取することで脂肪燃焼を促す成長ホルモンの分泌が活発になり、血糖値の上昇が緩やかなため脂肪の蓄積に影響するインスリンの分泌を抑制してくれる働きがあるそうです。適量は1日大さじ1杯(約15g)が目安とのこと。
- Qはちみつならなんでもいい?
- A
寝る直前に食べて良いのは本物のはちみつだけのようです。
スーパーなどで売っている安い中国産のはちみつはショ糖でできた水飴が添加された偽物のはちみつです。こういったはちみつは逆に健康に悪影響で、太る原因になり、虫歯の原因にもなるので本物のはちみつしか駄目なようです。
いろいろ調べてみましたが、寝る30分から1時間前にはちみつを食べた方が良いという人もいれば、寝る直前が良いという人、歯は必ず磨きましょうという人もいれば、磨かない方が良いという人もいることがわかりました。
ただ共通することは、
寝る前にスプーン一杯のはちみつを食べることは健康には良い
ということでした。
なので筆者は寝る前にはちみつを食べることしました。
本物のはちみつの選び方
はちみつを寝る直前に食べることで様々な健康効果が期待できますが、大切なのは本物のはちみつじゃないと意味がないという点です。
ここからは正しいはちみつの選び方について解説します。
はちみつには種類がある
以前まではちみつの食品表示は、
- 純粋はちみつ
- 加糖はちみつ
- 精製はちみつ
このようになっていました。
この3つの中から何も添加物が加えられていない純粋はちみつを選べば間違いなかったのですが、
令和元年5月の規約変更により、①加糖はちみつ、②精製はちみつ、③はちみつに精製はちみつ、ローヤルゼリー、花粉などを添加したものがはちみつ類の定義から外され、
現在は、
- はちみつ
- 甘露はちみつ
- 巣はちみつ
- 巣はちみつ入りはちみつ
の4種類になったようです。
100%はちみつを選ぼう
水飴やブドウ糖果糖液糖などの甘味料が加えられていない100%純粋はちみつを選べばいいわけですが、ここでも注意が必要です。
実は、純粋はちみつの中でも危険なはちみつが多く流通してしまっているのが現状です。
特に安いはちみつには要注意です。
安いはちみつのほとんどは中国産で、生産性を上げるためやコストを抑えるためにミツバチに砂糖水を飲ませている可能性が指摘されています。
また糖度を安定させたり、瓶詰めをしやすくするために加熱処理がされている場合が多いので、栄養素が壊れてしまっているはちみつがほとんどだと指摘されています。
加熱されているかどうかは表示義務がないため、「非加熱」などの表記がないはちみつは加熱処理されていると思って間違いないでしょう。
グリホサートの検出
さらに最近のはちみつの問題は、何も加工されていない100%はちみつであれば安心というわけにはいかないようです。
そもそもはちみつは、ミツバチが巣箱から半径2〜3kmを飛び回り花の蜜を集めることで出来るわけですが、問題なのはそれらの花に散布されている農薬の問題です。
その代表的な農薬がグリホサート。
グリホサート?
グリホサートは世界的に使用されていた除草剤ですが、国際がん研究機関では上から2つ目の「ヒトに対しておそらく発がん性がある」に分類されています。
2021年にはサクラ印のアルゼンチン産およびカナダ産のはちみつに食品衛生法上で定める一律基準値(0.01ppm)を超えるグリホサートが検出され自主回収されました。
そして2022年にはニュージーランド産のマヌカハニーにグリホサートが検出されたことが世界に衝撃を与えたそうです。
全国はちみつ公正取引協議会と全日本はちみつ協同組合が調査した結果は、
- アルゼンチン産 → 77%
- カナダ産 →47%
- ニュージーランド産→20%
- 日本産 →17%
- ハンガリー産 → 0%
このような検出率だったと発表されました。
全国はちみつ公正取引協議会と全日本はちみつ協同組合が昨年調査したとされる業界の内部資料によると、輸入蜂蜜からのグリホサートの検出率は、アルゼンチン産こそ77%と国産より高いが、他は、カナダ産47%、ニュージーランド産20%、ハンガリー産0%など、軒並み国産の検出率を下回っている。
販売禁止の対象となる基準値超えの割合を見ると、国産は17%(12検体中2検体)で、アルゼンチン産の71%やカナダ産の33%、ニュージーランド産の20%などと比べて、けっして高くはない。だが、今回のデータを比較する限り、輸入蜂蜜のグリホサート残留濃度は最大でもアルゼンチン産から検出された0.07ppmで、国産の中にはそれを上回ったサンプルも複数ある。「国産だから安心」とは言い難い状況だ。
引用:Yahoo!ニュース「国産蜂蜜から発がん性疑惑の農薬を検出」
国産でも17%のところを、ハンガリー産はグリホサートの検出率が0%ですから毎日食べるのであればハンガリー産が安心ですね。
ハンガリー産が良さそう!
おすすめはマイハニー「ハンガリー産アカシアはちみつ」
最もおすすめなはちみつは「マヌカハニー」ですが、いくら健康のためとはいえちょっと手が出しにくい価格ですよね。
そこでお手頃な価格でおすすめなのが「ハンガリー産アカシアはちみつ」です。
先述したグリホサートの検出率が0%だったハンガリー産ですし、
マイハニーのハチミツは非加熱の生はちみつなのではちみつ本来の栄養素をしっかり摂ることができます。
MYHONEYでは、採集・濾過・輸送・商品化の全てにおいて、加熱や加糖などといった処理が入らない、天然・非加熱の「純粋はちみつ」のみを使用しており、私たちはこれを「生はちみつ」と呼んでいます。
引用:MYHONEY JORNAL
ハンガリー産、非加熱、余計な添加物が入っていないので安心ですね。
逆さボトルで垂れない仕様になっているので使いやすさにも配慮しているのでおすすめです。
まとめ
以上、寝る前のスプーン1杯のはちみつ効果について解説しました。
いくら調べても、歯磨きをした方がいいのか、しない方がいいのか明確な答えがありませんでしたが、
筆者は就寝前の歯磨きはしっかり行ってから、
「ハンガリー産アカシアはちみつ」をスプーン一杯食べて、
歯を磨かないで寝る習慣を続けてみようと思います。
しばらく続けて経過観測してみて何らかの変化があればまた記事にしたいと思います。
そういえば「にんにくのはちみつ漬け」ずっと放置していたことにこの記事を書きながら気づきました、、、。
そろそろ食べ頃になっているかな、、、。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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