おしりのかゆみが止まりません、、、ウォシュレットできれいに洗っているはずのになぜ?
以上のお悩みにお答えします。
どうもヨンロクです(@yonrokublog)40代をシンプルに活き活き暮らすための生活習慣、健康、ファッション、一生物アイテムなどのライフスタイルを発信しています。
みなさんはウォシュレットは使っていますか?
内閣府の消費動向調査によると国内の2人以上世帯におけるウォシュレットの普及率は80%以上(2021年)だそうです。
家庭はもちろん、いまでは商業施設や公共施設にも広く普及しているウォシュレットですが、われら40代のみなさんも若い頃はなかったのに、いつの間にか使うことが当たり前になり、今ではウォシュレットがないトイレで用を足すなんて考えられないと感じる人も少なくないでしょう。
しかし、そんなウォシュレットですが、誰にも見られない密室での行為ですし、誰かに使い方を教わることもなく、ほとんどの人がなんとなく自己流で洗浄しているのではないでしょうか。
そのため実は間違ったウォシュレットの使い方をしている人が多いと言われています。間違った使い方を続けていると、おしりのかゆみだけに留まらず、深刻な病気につながる危険性もあるので注意が必要です。
この記事では、男がやりがちなウォシュレットの間違った使い方について解説します。もしここで紹介している使い方をしている人は要注意です。
ウォシュレットはTOTO株式会社の登録商標です。一般名称は”温水洗浄便座”ですが、この記事ではわかりやすいようにあえて”ウォシュレット”と記載しています。
男がやりがちなウォシュレットの間違った使い方
やってはいけないウォシュレットの使い方は以下の5つです。
①:排便を促すために使用する
便秘の人がやりがちなウォシュレットの使用方法が、浣腸のようにウォシュレットの水圧を利用して排便を促す”ウォシュレット浣腸”です。たしかに便がかたい時はなかなか出ないのでツラいかもしれません。ですがこうような使い方を続けていると、ウォシュレットの刺激なしでは排便できなくなってしまう危険性がありますのでやめましょう。
②:腸内を洗浄するために使う
排便をしていても、まだなんとなく出そうなときありますよね。そういったときにやりがちなのがウォシュレットの温水を直腸に入れて排便を促す行為。
いくらすっきりさせたいからといって、直腸まで温水が入るような使い方は絶対にやめておきましょう。バイ菌が繁殖しやすいウォシュレットの温水が体内に入ってしまうと腸内環境の悪化や、炎症を引き起こすリスクが高まってしまいます。そもそもウォシュレットは、おしりの局部周辺に付着した汚れを洗い流すためのものだと理解しましょう。
③:肛門を広げた状態で洗う
肛門の皮膚はとてもデリケートです。いくら綺麗にしたいからといって肛門を広げた状態で洗い過ぎてしまうと、必要な常在菌まで落ちてしまい皮膚のバリア機能が失われ、菌などが侵入しやすくなり、さまざまなトラブルを引き起こす危険性があります。
④:水圧を高くして洗う
ウォシュレットには水圧を調節する機能がついているものが多いですが、公共のトイレで用をたす時、水圧がマックスの状態になっていることが多いと思いませんか?体感で9割ぐらいでしょうか。それだけ男性は水圧を高くして使用している人が多いようです。
水圧を高くして洗浄すると、便が混じった水がトイレ内に飛び散ってしまいますし、肛門部分の皮膚を痛めることにもなります。肛門の粘膜がなくなると体内にバイ菌が侵入しやすくなってしまい腸内環境が乱れ免疫力の低下になるおそれもありますので、適切な水圧で洗浄することが大切です。
⑤:洗浄時間が長い
「いつまでウォシュレット使っているんだ?」と思うぐらい公共施設のトイレで長い時間ウォシュレットで洗浄している男の人いますよね。
ウォシュレットで洗浄する時間が長ければ長いほど、肛門周辺の必要な皮脂まで洗い流すことになり、バリア機能が失われてしまいます。ウォシュレットは5、6秒洗浄すれば十分きれいになります。肛門周辺にかゆみやかぶれなどのトラブルが多い人は洗浄時間が長すぎることが原因かもしれません。
ウォシュレットの正しい使い方
かくいう筆者もこれまでは、水圧高め、洗浄時間も長く、ほぼ毎日下痢気味だったこともあり、間違ったウォシュレットの使い方をしていた時期もありました。
しかし、1日1食のオートファジーを始めて半年で便通が改善され、いまはみっちりしたバナナ型の排便ができるようになり、正しいウォシュレットの使い方をするようになりました。
ここからは筆者が実践しているウォシュレットの使い方をご紹介しますので参考にしてみてください。
排便後にまずトイレットペーパーで軽く便を取り除く
排便後にトイレットペーパーで1回便を軽く取り除きます。肛門を擦らないようにあくまで軽く肛門の後ろから前へサッと便を取り除きます。
これをするだけで肛門周辺の便はほとんど取り除くことができるので、水圧が高くなくても汚れが落ちやすいですし、洗浄時間も短くすることができます。
適切な水圧・時間でウォシュレットで洗浄する
肛門に直接当たらないように、水圧低めで洗浄します。洗浄時間も長くても10秒以上洗わないように気を付けています。
トイレットペーパーで水分を拭きとる
トイレットペーパーで拭くのは3回まで。最初の1回目は厚めに、2回目、3回目とトイレットペーパーの厚みは薄くしていきます。3回とも決してこすらずに優しく押さえ拭きをします。
1回目はびしょびしょに濡れ、多少拭き残しの便がついている場合もありますが、2回目はしっとり湿る程度で便もほぼ付着しません。最後の3回目はほぼ保険です。ほとんど濡れませんが吹き残しがないか確認するだけです。
洗っても洗ってもきれいにならない原因
筆者はこのやり方をすることで、これまで時々起きていたおしりのかゆみやタダレなどの症状がなくなりました。
拭いても拭いてもきれいにならない人は便の状態が悪いことが原因です。
便の状態が良く、正しい排便ができていればそもそもおしりはそれほど汚れません。洗えば洗うほどおしりは汚くなり、かゆみやかさつき、痛み、炎症などのトラブルが起きやすくなるわけです。
筆者は1日1食のオートファジーを続け、バランスを考えた食事を摂るようにしたことで、毎日ストンと切れの良い排便ができるようになりました。
毎日下痢が続く人や、便秘の人は食事内容など毎日食べる食べ物を一度見直してみるといいかもしれません。
まとめ
以上、男がやりがちな間違ったウォシュレットの使い方について解説しました。
まとめるとこんな感じ、
おしりはとても繊細でデリケートな粘膜や常在菌が集まっている大切な体の一部です。ウォシュレットで清潔にしているはずなのに、おしりのかゆみが治らない、おしりが痛いなどの症状が出ている人は、”温水洗浄便座症候群”という病気かもしれません。
こういった症状は、便の吹き残しや不衛生だから起こるわけではなく、実は洗い過ぎが原因となっている場合が多いと言われています。
手や顔をゴシゴシ洗い過ぎるのも肌には良くないですし、洗浄力の強いシャンプーで頭皮をゴシゴシ洗うのも実は髪には良くないと言われています。
おしりも同じように”洗い過ぎは良くない”ということです。あくまでほどほどにウォシュレットを使うようにしましょう。
ちなみに筆者は家ではウォシュレットを使いますが、外出先の公共施設のウォシュレットは使わないようにしています。潔癖症ではありませんが、誰がどんなふうに使っているかわからないのがなんとなく嫌なんですよね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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