アルパインライトパンツは履き続けると経年劣化しちゃうって本当なの?
以上の疑問にお答えします。
どうも40代ヨンロクです(@yonrokublog)40代をシンプルに活き活き暮らすための生活習慣、健康、ファッション、一生物アイテムなどのライフスタイルを発信しています。
巷で人気のノースフェイス。
数多くの名作を発売していますが、定番ボトムスとして圧倒的人気なのが「アルパインライトパンツ」です。
しかしながら、”アルパインライトパンツは経年劣化してしまう”という口コミもちらほらあり、長く履き続けることができるのか不安になりますよね。
そこでこの記事では、
4年と10ヶ月履き続けた筆者のノースフェイスのアルパインライトパンツは経年劣化が起きているのか?またその耐久性について詳しく解説します。
結論から申し上げると、
4年10ヶ月履き倒しても、経年劣化はせず1軍パンツとして活躍中です。
以下で、くわしく解説します。
アルパインライトパンツが人気の理由
ブランド | THE NORTH FACE |
製品名 | アルパインライトパンツ(メンズ) |
品番 | NB32301 |
素材 | APEX Aerobic Light Recycled Nylon (ナイロン92%、ポリウレタン8%) |
原産国 | ベトナム |
サイズ展開 | S、M、L、XL、XXL |
重さ | 約385g(Lサイズ) |
公式価格 | ¥17,600(税込) |
1年を通して山岳エリアでの行動を支えるパンツ。リサイクルナイロンとポリウレタンの混紡生地は高いストレッチ性を持ち、ニットのような伸縮性と着心地のよさが特徴です。テーパードシルエットでありながら、立体的なパターンでスムーズな脚上げを妨げません。
GOLD WIN
そもそもノースフェイスはアウトドアブランドですので、アルパインライトパンツは山岳用のパンツとして販売されています。
なんでみんな街履きで履くようになったのかな?
その理由は、アルパインライトパンツは山岳用パンツとは思えないぐらい綺麗な細身のテーパードラインでスタイリッシュなデザインになっているからです。
細身のパンツですが、山岳用のパンツなだけあって足捌きを妨げない縦横によく伸びるストレッチ性抜群なため履いていてとにかく楽ちん。
その上、どんな体型の人でも履くだけでスタイルがよく見えてしまうという不思議さもあって、
”細身でスタイリッシュでありながらとにかくオシャレで楽に履ける”、これがファッションフリークたちの間で爆発的に人気が出て、今や多くの人が街履き用パンツとして履くようになりました。
アルパインライトパンツの口コミや評価
実際にアルパインライトパンツの口コミ評価はどうなのでしょうか。
みんなベタ褒めだね
ノースフェイス公式オンラインのレビューを確認してみると、
160件を超えるレビュー数の多さにも驚きますが、その評価はなんと星5に限りなく近い満足度。
みんなに支持されている、ほぼパーフェクトなまさに神パンツと呼べるでしょう。
アルパインライトパンツが経年劣化する原因
このように、ノースフェイスのアルパインライトパンツは、われら40代のおじさんでもただ履くだけで、一気にオシャレ度がアップするほどの魅力があるパンツなのですが、
アルパインライトパンツは経年劣化するという口コミもあります。
いくらオシャレなパンツでもすぐに経年劣化して履けなくなるはちょっと、、、
アルパインライトパンツが経年劣化する原因は、使われている素材にあります。
アルパインライトパンツの素材は、ナイロン90% ポリウレタン10%となっています。
経年劣化する最大の理由は、このポリウレタン。
ポリウレタンは加水分解による経年劣化が必ず起こってしまう素材なんです。
一般的にポリウレタンの寿命は3年から5年と言われていますが、それはポリウレタン繊維が生成された日からの日数となります。 製品として生産された、あるいは製品を購入した日時ということではありません。 保管環境が悪ければ、寿命はさらに早まってしまいます。 劣化を最小限に抑える方法は、長期間放置しないことです。
パールイズミ
ポリウレタンはストレッチ性のある服や、クッション性の高いスニーカーなど数多くの製品に使われていますが、どうしても避けられないのが必ず経年劣化してしまうという点です。
現在販売されているアルパインライトパンツの素材比率は若干変更されています↓
APEX Aerobic Light Recycled Nylon(ナイロン92%、ポリウレタン8%)
以前のモデルよりポリウレタン比率が2ポイント下がっているのは、耐久性の向上を目指しているのかもしれませんね。定番アイテムをさらにより良い製品に改善していく姿勢には共感できますよね。
ではそのポリウレタンの経年劣化は筆者のアルパインライトパンツに起こっているのか確認してみます。
履く頻度と洗濯方法
履く頻度や洗濯方法によっても耐久性は変わってくると思いますので、まずは筆者がどれぐらい履いていたのか、また洗濯方法や回数について紹介しておきます。
筆者は、2018年9月2日にAmazonで購入しました。
そこから4年と10ヶ月履き続けているわけですが、下にタイツを履けば真冬でも履けますので、週2回ぐらいのペースで年中履いていました。
その間のメンテナンスといえば、
- 洗濯ネットに入れて洗濯
- 防水スプレーは一度も使っていない
つまりメンテナンスといっても、”裏返したりすることもなく洗濯ネットに入れて普通に洗濯していた”、ただそれだけです。
汗をかきやすい夏場は毎回洗濯し、冬場は特に汚れていなければ2回に1回洗濯するという頻度でした。
4年と10ヶ月履き続けた現在の状態
そんな履き方、洗い方で4年と10ヶ月が経ちました。
それではここからは、気になる経年劣化は起きているのか?またその耐久性について、画像付きで各パーツをくわしく確認していきます。
全体の見た目
まずは見た目ですが、いたって普通です。シワが入りにくい素材であること、伸縮性のある素材であることなどから、膝が抜けたとかウエストのゴムが伸びたとかなどいっさい見受けられません。
内生地の破れや毛羽立ち
皮膚と接触する内生地の毛羽立ちはありません。また、ポケットのメッシュポケットは何かで引っ掛けたりしたら、破れやすそうな素材ですが、まったく破れもなく問題ありません。
プリントロゴの剥がれ
もともとは白色だったのですが、現在は薄くなってきてグレー色になっています。
でもプリントロゴの剥がれなどはありません。
白のロゴだとかなり目立ってしまいますので、逆に薄くなってちょうど良いように思います。
膝部分
立体裁断されている膝の破れや糸のほつれもまったくありませんし、膝がぼっこり出てしまういわゆる”膝抜け”もありません。また膝部分だけ色褪せるというような色の変化もありません。
左右のファスナー付きポケット
左右ポケットのファスナーの壊れもなく、スムーズに開閉できています。
引き手の紐のちぎれなし、プルタブの破損もありません。
(こんな小さなプルタブにもノースフェイスのロゴがあるのも拘りが感じられますね)
バックのファスナーポケット
バックポケットのファスナーの損傷もなし、引き手も損傷もないです。
また擦れやすいおしり部分も毛玉は見当たりません。
フロントホック
フロントのスナップホックも問題なし。パチンパチンと軽快に留めれます。
フロントのダブルファスナー
フロントチャック部分。日本が誇る「世界のYKK」はやっぱり流石ですね。4年10ヶ月経った今でもスムーズに開閉できています。
ただ筆者はダブルファスナーを活用したことはなく、普通に上から下へ開けて、閉める時は下から上へ上げるだけですので、もう一つのスライダーは動かしたことはありません。どういう時に使うのでしょうかねw
股下の毛玉
1番摩擦が起こりやすい股下や内股の部分も毛玉という毛玉はいっさいありません。
裾まわり
筆者は、夏場にロールアップして履いていたからなのか、裾の内側がやや毛羽立っている部分があります。
撥水性
最後に撥水性をチェックしましょう
シュッ!シュッ!
いまいちわかりにくいので、水滴をパパッと垂らしてみます
やはり、染み込んでいくようになってますね。撥水性能はやはり落ちてしまったようです。
以上、アルパインライトパンツの耐久性をまとめると、
- ポリウレタンによる経年劣化はまだ起きていない
- 毛玉も出ていない
- 生地が薄くなったり、破れたりもなく糸のほつれすらない
- プリントロゴの色が薄くなった
- 撥水性能はなくなった
まだまだこれからも履き続けれられる耐久性があることがわかります。
アルパインライトパンツのサイズ感
最後にアルパインライトパンツのサイズ感について解説します。
アルパインライトパンツのサイズ表は以下です。
ウエスト囲 | ヒップ囲 | ワタリ | 股下 | 脇丈 | 裾幅 | |
---|---|---|---|---|---|---|
S | 72 | 96 | 32 | 76 | 99 | 17 |
M | 75 | 101 | 33 | 78 | 102 | 18 |
L | 78 | 105 | 35 | 80 | 105 | 19 |
XL | 81 | 109 | 36 | 82 | 108 | 19 |
XXL | 84 | 113 | 37 | 84 | 111 | 20 |
全体的にやや細身のサイズ感になっていて、裾幅のサイズを見てもかなりテーパードがきいていることがわかります。
サイズ表を見てLサイズかな?と思いましたが、筆者の体型ですとMサイズがちょうど良かったです。
サイズ表ではウエストの数値が小さく感じますが、ウエストはゴムで伸び縮みしますしドローコードで調整できますので、ヒップやワタリのサイズを目安に選べば大丈夫だと思います。
まとめ
以上、ノースフェイスのアルパインライトパンツの特徴や耐久性について解説しました。
素材にポリウレタンが使われていることで抜群のストレッチ性がある反面、いつかは経年劣化してしまう運命にあるアルパインライトパンツですが、5年近く履き続けている現在においてはまだ経年劣化は起きておらず、耐久性も高いためこれからも長く履き続けられるパンツであることがわかりました。
少々お高めのパンツではありますが、少なくとも5年履けるということは1年あたり3500円ぐらいなので、そう考えれば全然コスパは悪くはないでしょう。
薄すぎず、厚すぎずちょうど良い生地感で、寒い冬でもタイツを履けば1年中履けますので1着持っておいて損はないと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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