アルパインライトパンツが気になります。経年劣化しちゃうって本当なの?
以上の疑問にお答えします。
どうもヨンロクです(@yonrokublog)40代をシンプルに活き活き暮らすための生活習慣、健康、ファッション、一生物アイテムなどのライフスタイルを発信しています。
数多くの名作と呼べるギアを生み出しているノースフェイスのなかでも、定番ボトムスとして圧倒的な人気があるのが「アルパインライトパンツ」。
ユーザーからは「一度履いたらもう手放せない」と言われるほど主に30代から40代の男性の間で支持されています。
反面、”アルパインライトパンツは経年劣化してしまう”という口コミもちらほらあり、長く履き続けることができるのか不安になる人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、
5年履き続けたアルパインライトパンツの良いところや、耐久性、さらに経年劣化は起きているのかについて解説します。
結論から申し上げると、
5年履き倒しても、経年劣化はせず1軍パンツとして活躍中です。
以下でくわしく解説しますので、これからアルパインライトパンツを買おうかどうか迷っている人は参考にしてみてください。
アルパインライトパンツの特徴
ブランド | THE NORTH FACE |
製品名 | アルパインライトパンツ(メンズ) |
品番 | NB32301 |
素材 | APEX Aerobic Light Recycled Nylon (ナイロン92%、ポリウレタン8%) |
原産国 | ベトナム |
サイズ展開 | S、M、L、XL、XXL |
重さ | 約385g(Lサイズ) |
公式価格 | ¥17,600(税込) |
1年を通して山岳エリアでの行動を支えるパンツ。リサイクルナイロンとポリウレタンの混紡生地は高いストレッチ性を持ち、ニットのような伸縮性と着心地のよさが特徴です。テーパードシルエットでありながら、立体的なパターンでスムーズな脚上げを妨げません。
GOLD WIN
アルパインライトパンツがリリースされたのは2009年。当時登山家から”足さばきの良いタイツみたいなパンツが欲しい”というリクエストに応えるために開発され、それ以来ノースフェイスの定番パンツとしてロングセラーアイテムとなっています。
アルパインライトパンツの良いところ
登山家のために作られたパンツがなぜこれほどまでに人気になったのか。5年履き続けて感じたアルパインライトパンツの良いところを紹介します。
きれいなテーパードシルエット
アルパインライトパンツは他のアウトドアブランドのような山岳用パンツとは異なり、きれいなテーパードシルエットになっています。
これには理由があって、
もともと登山家のためのパンツとして開発されたため、足さばきを妨げないように股上を深めにし、腰回りや太ももは余裕を持たせ、あまり動きと関係ない膝から下は足元がよく見えるように細身にデザインされました。
山登りに最適な機能性を追求したことが結果的に、きれいなテーパードシルエットを生み出すことになり、足のラインをきれいに見せてくれるので、カジュアルトップスはもちろん、ジャケットやシャツなどのキレイめアイテムとも合わせやすいと瞬く間に評判になり、私服で仕事をする人たちを中心に街着として着る人が増えたわけです。
そんな評判を聞き、筆者も5年前に購入しましたが本当に登山パンツとは思えないぐらいきれいなテーパードシルエットに驚きました。
縦横に伸びる抜群のストレッチ性
アルパインライトパンツはストレッチ素材で作られているため、履いていてとにかく楽ちんなのが良いところ。
どれぐらいストレッチがきいているかといえば、指で生地を引っ張って離すと肌にバチんと当たるぐらい”まるでゴムのような生地感”です。
足上げの激しい登山時でも快適なわけですから、普段使いで動きづらいなんてことはありません。
見た目はシュッと細身でスマートなのに、ストレッチがきいているのでとにかく履き心地が良い。”一度履いたらもう手放せない”という評判も納得です。
どんな体型の人もかっこよく履ける
筆者は小さい頃からサッカーをやっていたため、おしりや太ももは太めです。
今でこそ1日1食のオートファジーを続けたことでぽっこりお腹も解消しましたが、それ以前の筆者は典型的な中年太りな体型でした。
そんな筆者でもアルパインライトパンツを履けば、なぜかスタイルが良く見えるから不思議です。
多少お腹が出ている人でも、腰まわりやおしりまわりに余裕がありストレッチ性に優れているので、ちょっと細いかな?と思っても意外とすっぽり履けちゃいますし、足のラインがきれいに出るので、どんな体型の人でもかっこよく履けちゃう良さがあります。
アルパインライトパンツの口コミや評価
実際にアルパインライトパンツのみんなの口コミ評価はどうなのか見てみましょう。
みんなベタ褒めだね
ノースフェイス公式通販のレビューを確認してみると、
160件を超えるレビュー数の多さにも驚きますが、その評価はなんと星5に限りなく近い満足度。
”細身でスタイリッシュでありながらとにかくかっこよく楽に履ける”、まさに至高のパンツだと言えるでしょう。
アルパインライトパンツの残念なところ
そんな至高のパンツであるアルパインライトパンツですが、デメリットがあります。
それは履き続けていくと”経年劣化を引き起こしてしまう”点です。
アルパインライトパンツが経年劣化する原因
アルパインライトパンツが経年劣化する原因は、使われている素材にあります。
アルパインライトパンツにはナイロン90%とポリウレタン10%を混紡した「APEX™ Aerobic Light」が使われています。
経年劣化する最大の原因が、このポリウレタン。
ポリウレタンは加水分解による経年劣化が必ず起こってしまう素材なんです。
一般的にポリウレタンの寿命は3年から5年と言われていますが、それはポリウレタン繊維が生成された日からの日数となります。 製品として生産された、あるいは製品を購入した日時ということではありません。 保管環境が悪ければ、寿命はさらに早まってしまいます。 劣化を最小限に抑える方法は、長期間放置しないことです。
引用:パールイズミ
ポリウレタンはストレッチ性のある服や、クッション性の高いスニーカーなど数多くの製品に使われていますが、どうしても避けられないのが必ず経年劣化してしまうという点です。
現在販売されているアルパインライトパンツは素材が変わり、比率も若干変更されています↓
APEX Aerobic Light Recycled Nylon(ナイロン92%、ポリウレタン8%)
以前のモデルよりポリウレタン比率が2ポイント下がっているのは、耐久性の向上を目指しているのかもしれませんね。定番アイテムをさらにより良い製品に改善していく姿勢には共感できますよね。
でも、いくら履き心地の良いオシャレなパンツでもすぐに経年劣化して履けなくなるはちょっと、、、
では、そのポリウレタンによる経年劣化は5年以上履いているアルパインライトパンツに起こっているのか確認してみましょう。
履く頻度と洗濯方法
まず最初に、履く頻度や洗濯方法によっても耐久性は変わってくると思いますので、筆者がどれぐらい履いていたのか、また洗濯方法や洗濯頻度について紹介しておきます。
筆者は、2018年9月2日にAmazonで購入しました。
そこから5年以上、冬は下にタイツを履いて週2回ぐらいのペースで年中履いていました。
その間のメンテナンスといえば、
- 洗濯ネットに入れて洗濯
- 防水スプレーは一度も使っていない
つまりメンテナンスといっても、”裏返したりすることもなく洗濯ネットに入れて普通に洗濯していた”、ただそれだけです。
汗をかきやすい夏場は毎回洗濯し、冬場は特に汚れていなければ2回に1回洗濯するという頻度でした。
5年履き続けたアルパインライトパンツの耐久性
ここからは、気になる経年劣化は起きているのか?またその耐久性について、画像付きで各パーツをくわしく確認していきます。
全体の見た目
まずは見た目ですが、いたって普通です。シワが入りにくい素材であること、伸縮性のある素材であることなどから、膝が抜けたとかウエストのゴムが伸びたとかなどいっさい見受けられません。
内生地の破れや毛羽立ち
皮膚と接触する内生地の毛羽立ちはありません。また、ポケットのメッシュポケットは何かで引っ掛けたりしたら、破れやすそうな素材ですが、まったく破れもなく問題ありません。
プリントロゴの剥がれ
プリントロゴの剥がれはないようです。
ですが購入当初はもっと鮮やかな白色でしたが、いまはうすいグレーに。逆に薄くなって目立ちにくくなってちょうど良いように思います。
膝部分
立体裁断されている膝の破れや糸のほつれもまったくありませんし、膝がぼっこり出てしまういわゆる”膝抜け”もありません。また膝部分だけ色褪せるというような色の変化もありません。
左右のファスナー付きポケット
左右ポケットのファスナーの壊れもなく、スムーズに開閉できています。
引き手の紐のちぎれなし、プルタブの破損もありません。
(こんな小さなプルタブにもノースフェイスのロゴがあるのも拘りが感じられますね)
バックのファスナーポケット
バックポケットのファスナーの損傷もなし、引き手も損傷もないです。
また擦れやすいおしり部分も毛玉は見当たりません。
フロントホック
フロントのスナップホックも問題なし。パチンパチンと軽快に留めれます。
フロントのダブルファスナー
フロントチャック部分。日本が誇る「世界のYKK」はやっぱり流石ですね。4年10ヶ月経った今でもスムーズに開閉できています。
ただ筆者はダブルファスナーを活用したことはなく、普通に上から下へ開けて、閉める時は下から上へ上げるだけですので、もう一つのスライダーは動かしたことはありません。どういう時に使うのでしょうかねw
股下の毛玉
1番摩擦が起こりやすい股下や内股の部分も毛玉という毛玉はいっさいありません。
裾まわり
筆者は、夏場にロールアップして履いていたからなのか、裾の内側がやや毛羽立っている部分があります。
撥水性
最後に撥水性をチェックしましょう
シュッ!シュッ!
いまいちわかりにくいので、水滴をパパッと垂らしてみます
やはり、染み込んでいくようになってますね。撥水性能はやはり落ちてしまったようです。
以上、アルパインライトパンツの耐久性をまとめると、
- ポリウレタンによる経年劣化はまだ起きていない
- 毛玉は出ていない
- 生地が薄くなったり、破れたりしていない
- 糸のほつれもない
- プリントロゴの色が薄くなった
- 撥水性能は落ちた
以上のことからわかるとおり、アルパインライトパンツのデメリットに挙げられる”ポリウレタンによる経年劣化”は起きておらず、まだまだこれからも履き続けれられる耐久性があることがわかります。
アルパインライトパンツのサイズ感
長く履けることがわかったからアルパインライトパンツを買います
ノースフェイスのアイテムはアイテム毎にサイズ感が異なりますので注意が必要です。
最後にアルパインライトパンツのサイズ感について解説します。
アルパインライトパンツのサイズ表は以下です。
ウエスト囲 | ヒップ囲 | ワタリ | 股下 | 脇丈 | 裾幅 | |
---|---|---|---|---|---|---|
S | 72 | 96 | 32 | 76 | 99 | 17 |
M | 75 | 101 | 33 | 78 | 102 | 18 |
L | 78 | 105 | 35 | 80 | 105 | 19 |
XL | 81 | 109 | 36 | 82 | 108 | 19 |
XXL | 84 | 113 | 37 | 84 | 111 | 20 |
全体的にやや細身のサイズ感になっていて、裾幅のサイズを見てもかなりテーパードがきいていることがわかります。
サイズ表を見てLサイズかな?と思いましたが、筆者の体型ですとMサイズがちょうど良かったです。
太過ぎず細過ぎず、下にタイツを履いても少し余裕のあるサイズ感です。
サイズ表だけ見るとウエストが小さく感じますが、ウエストはゴムで伸び縮みしますしドローコードで調整できますので、ヒップやワタリのサイズを目安に選べば大丈夫だと思います。
まとめ
以上、至高のパンツ”ノースフェイスのアルパインライトパンツ”について解説しました。
まとめるとこんな感じ、
素材にポリウレタンが使われていることで抜群のストレッチ性がある反面、いつかは経年劣化してしまう運命にあるアルパインライトパンツですが、5年近く履き続けている現在においてはまだ経年劣化は起きておらず、耐久性も高いためこれからも長く履き続けられるパンツであることがわかりました。
少々お高めのパンツではありますが、少なくとも5年履けるということは1年あたり3500円ぐらいなので、そう考えれば全然コスパは悪くはないでしょう。
薄すぎず、厚すぎずちょうど良い生地感で、寒い冬でもタイツを履けば1年中履けますので1着持っておいて損はないと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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