最近グルテンフリーって流行っているみたいだけど、どうなんだろう?
以上の疑問にお答えします。
どうもヨンロクです(@yonrokublog)40代をシンプルに活き活き暮らすための生活習慣、健康、ファッション、一生物アイテムなどのライフスタイルを発信しています。
グルテンとは小麦のこと。
最近、小麦を食べないグルテンフリーが注目されていますよね。
実は小麦を習慣的に食べ続けることで以下のような症状が出ると言われています。
筆者も40代になってからはほとんど症状が出ていましたので困っていました。
そんなある日、こちらの書籍と出会いました。
小麦は食べるな?
著者の本間良子医師によると、
体の不調の原因は、すべて小麦のせいかもしれないというのです。
本当なのかな?
筆者も正直疑問に思いましたが、
ちょうど1日1食のオートファジー生活を始めたこともあり、毎日食べていた朝食のパンは食べなくなったので、
それならばと、試しに小麦を食べないグルテンフリー生活もしてみることにしました。
結論から申し上げると、
筆者の場合、脱小麦を半年間続けた結果、以下のような体の変化が起こりました。
- 下痢がなくなった
- ニキビが出来なくなった
- 眠りが深くなった
- 寝起きにトイレで吐くことがなくなった
- とにかく体が軽い
すごい効果!
なぜ小麦をやめると体調が良くなったのか、書籍の内容も含めて詳しく解説します。
私たちの体は食べた物でできている
やっぱり毎日食べる物が健康に大きな影響を与えるそうです。
体に良いものを食べていれば健康を維持できますが、悪いものを食べ続けていると、体調を崩して病気になりやすいというわけです。
悪い食べ物ってどんな食べ物?
悪い食べ物は、じつは「あなたが普段美味しいと思って食べているもの」なんです。
え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その代表的な食べ物が、小麦だと言うのです。
パン、うどん、パスタ、ピザ、カレーやシチューなどなど
普段よく食べている中に、小麦が含まれている食べ物って圧倒的に多いんですよね。
た、たしかに主食としてよく食べてる、、、、
特に朝はパンを食べている人は多いはず。
筆者もオートファジーを始める前は、毎朝パンばっかり食べてました。
昔は米を食べている人が多かったわけですが、現在は朝食はパン派が主流なんですよね。
すっかり欧米食化した現在の日本では、
知らず知らずのうちに小麦を摂取する機会が多くなってしまっているんです。
小麦は体に悪いは本当?
本当に小麦は体に悪いの?
まずおさえておきたいポイントは、
あらゆる体の不調は、すべて炎症が原因
であるということです。
怪我をすると、皮膚が赤くなったり、血が出たりしますが、それらは体が回復しようとする炎症なので正常な体の機能なんです。
恐いのは、知らず知らず体の中であちこちで起こっている慢性炎症なんです。
小麦が体に炎症を引き起こす
小麦は体に炎症を引き起こす食品であることがすでにわかっているそうです。
- 小麦に含まれるタンパク質のひとつ「グリアジン」が炎症を引き起こす
- その炎症を鎮めるために副腎から「コルチゾール」が大量に分泌される
- 腸にカビの一種である「カンジダ菌」が増殖する
- その菌をやっつけるために副腎から「コルチゾール」が大量に分泌される
小麦を食べ続けると、
炎症を起こす「グリアジン」と増殖した「カンジダ菌」を
「コルチゾール」が頑張ってやっつけるそうです。
もちろんこれは正常な体の免疫機能なので問題ありませんが、
どんどん炎症を起こし続ける「グリアジン」と、どんどん増殖し続ける「カンジダ菌」を激しく攻撃し続けていると、
なんと腸内の粘膜まで傷つけてしまうことになるそうです。
腸壁に穴があく「リーキーガット」
腸内の粘膜を傷つけてしまうと「リーキーガット」を引き起こしてしまいます。
リーキーガットとは、英語でリーキーは「もれる」、ガットは「腸」を意味します。
つまり日本語でいうと「腸もれ」のことです。
腸もれって嫌な言葉、、、
微細といっても穴があいているわけですから、その穴から腸内にいる細菌や毒素、そして未消化の食べ物などがどんどん「もれ出て」しまうわけです。
「腸もれ」が免疫システムをぶっ壊す
「腸もれ」になってしまうと、隙間が開きっぱなしになっているわけですから、細胞を通じてどんどん体中に毒素や未消化の食べ物などがどんどん漏れ出てしまい、あちこちに炎症を起こしてしまいます。
いわばドアが開きっぱなしの家に悪さをする泥棒が出入りし放題な状態なわけです。
「腸もれ」がやがて「脳もれ」に広がったり、皮膚に「もれ」が広がるとアトピー性皮膚炎などになったりするわけです。
う〜、小麦がよくないのはわかった。でも小麦はやめられない、、、
小麦はなぜやめられない?
小麦が食べたくなるのは、実は小麦には強い中毒性があるから。
小麦には脳で興奮性の神経伝達物質として働くグルタミン酸が多く含まれていて、小麦を摂取すると快感や満足感を感じやすくなります。
グルテン中毒性は、この快感を求めて小麦製品への依存が生まれやすいと考えられています。
さらに、小麦製品は炭水化物の主要な供給源であり、血糖値の急激な上昇と下降を引き起こすことがあります。この血糖値の変動が、食欲やエネルギーの起伏に結びつき、小麦製品への欲求を強化する一因となります。
まずは3週間小麦をやめてみる
え?3週間も、、、、
これまでまったく気にせず当たり前のようにパンやうどん、ラーメンなどの小麦を食べる生活をしていたわけですので、3週間グルテンフリー生活を続けるのはとても長く感じてしまうかもしれません。
ですが、最低でも3週間小麦をやめてみて欲しいと著者は述べています。
なぜなら、よっぽど症状が重い人でもない限り、1週間小麦をやめたところで大きな効果を感じる人は少ないからです。
ただし小麦は醤油などの調味料にも含まれていますので、
とりあえずパンやうどんなどの大きな小麦製品を抜くだけで大丈夫です。
実際に著者のクリニックでは、
3週間主食になるような大きな小麦を抜いただけですごく体が楽になり、抱えていた症状がみるみるよくなっていく患者さんが多いそうです。
それでも小麦がやめられない人は
それでも小麦がやめられない人は、
今はグルテンフリーの食品はたくさんありますのでそれらで代用してみてはいかがでしょうか。
グルテンフリーヌードル
今話題のZENB麺です。
どうしても麺類が食べたい人は、こういった小麦以外の麺で代用しましょう。
グルテンフリーパスタ
パスタが大好きな人は、いまはグルテンフリーのパスタはたくさん発売されています。
グルテンフリー調味料
小麦は調味料にもかなり含まれています。
今使っている調味料の原材料をよく確認して、もし小麦が入っている調味料があれば今すぐ廃棄しましょう。
グルテンフリーオートミール
オートミールにもグルテンフリーの商品があります。
健康のためにオートミールをふだん食べている人はグルテンフリータイプに変えてみましょう。
グルテンフリーを1年間続けた結果
筆者は夜だけ食べる一日一食のオートファジー生活を始めたことで、これまで毎朝食べていたパンを食べなくなりました。
それにともない、うどん、ラーメン、パスタなど主食となるような小麦はなるべく避けて生活をしました。
ただし2週間に1度のチートデイの日は、小麦が入っているパスタやうどん、ピザにラーメンなど気にせず食べたいものを食べていましたので、いわゆる、「プチグルテンフリー生活」でした。
それでも1年間続けていくことで、
- 毎日の下痢がみっちりうんちになった
- ニキビが出来なくなった
- 眠りが深くなった
- 朝起きてトイレで吐くことがなくなった
- とにかく体が軽い
このように健康的な生活を取り戻すことができました。
これまで毎朝寝起きにトイレで吐いてた逆流性食道炎か逆流性胃腸炎の症状がなくなったのが一番嬉しかったです。
“糖質制限をすることで逆流性食道炎の症状が改善される”と医師の江部康二先生はインタビューでおっしゃっています。
逆流性食道炎とは、酸性の胃液やそれと混ざった食べ物が、食道に逆流して炎症を起こし、胸やけや胸の痛みなどが生じるものです。
一般的には加齢や肥満に加えて、消化の悪い脂質やアルコールの摂りすぎが原因とされています。
しかし実際には、逆流性食道炎の症状を訴える患者さんの大半が、糖質制限を始めた瞬間からリアルタイムで症状が軽くなります。
私も始めは信じられなかったのですが、100人以上の患者さんの逆流性食道炎の症状が軽くなっていることから、脂っこいものより糖質こそが、逆流性食道炎による胸やけなどを起こす原因だと確信しました。
しかし、なぜ糖質摂取で胸やけが生じるかは、まだよくわかっていません。私には「糖質の過剰摂取に対する人体の拒否反応」が逆流性食道炎であり、「こんなもの、要らない!」という体の悲鳴のように思えてなりません。
引用元:【医師が教える】「逆流性食道炎」がすぐに改善するたった1つの方法
小麦はほぼ糖質のかたまりなので、筆者は脱小麦を1年間続けたことで毎朝トイレで吐きたくなる気持ちがなくなりずいぶんと楽になることができました。
まとめ
以上、40代男が小麦を食べないグルテンフリー生活を1年間やったらどうなったのかについて解説しました。
もちろん個人差はありますので、一概に小麦をやめれば体調が良くなると言い切れませんが、
- いつも体がだるい
- なかなか疲れがとれない
- よく眠れない
- 肌荒れや乾燥肌に悩んでいる
- 集中できない、イライラする
こんな症状で悩んでいる人は、まずは3週間小麦をやめてみてはいかがでしょうか。
もし3週間小麦をやめてもまったく体調に変化がなければ、あなたの体の不調は小麦が原因ではないということがわかります。
そのときはこれまで通り気にせず小麦を食べればいいわけです。
われら40代、まだ人生の折り返しです。
これから先もずっと体の不調を抱えながら生活していくのか、
それとも健康的な体で毎日を元気に暮らしていくのか、
どちらがいいかは明白ですよね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
小麦についてもっと詳しい内容を知りたい方はこちらの書籍をぜひ一度手に取って理解を深めてみてはいかがでしょうか。
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