
お気に入りのパタゴニアの服に穴が空いてしまった、、、
以上のお悩みにお答えします。

どうもヨンロクです(@yonrokublog)40代をシンプルに活き活き暮らすための生活習慣、健康、ファッション、一生物アイテムなどのライフスタイルを発信しています。
アウトドアや日常使いで愛用しているパタゴニアのウェア。気づけばちょっとした擦れや小さな穴が…「うわ〜やってしまった」「高かったのに」「もう着れない」なんて思っていませんか?
実はパタゴニアには「WORN WEAR(ウォーンウェア)」という、“直して、長く使う”ことをサポートする修理・リユースプログラムがあるんです。
今回そんな情報をキャッチした筆者は、穴が空いてしまっていた「フーディニジャケット」を修理すべく、大阪・梅田にあるパタゴニア直営店で実際にリペアパッチ修理してもらいに行ってきましたのでその体験レポートとしてお届けします。

急遽大阪へ弾丸ツアーに行ってきましたよ!
WORN WEAR(ウォーンウェア)とは?

「WORN WEAR」はパタゴニアが提案する、サステナブルな服との付き合い方。
WORN WEARのポイント
- 穴あきやほつれを無料または有料で修理してくれる(状態による)
- 全国の直営店で相談・修理依頼が可能(一部条件あり)
- オンラインでリペアキットの購入もできる
- 一部製品はWORN WEARとして買取りされ中古再販される
この取り組みの背景には、パタゴニアの「製品を長く使うことが、地球環境への最良の貢献」という理念があります。
【実地レポ】フーディニジャケットを大阪・梅田直営店で修理してみた!
諸事情で大阪へ弾丸ツアーに行くことになったわけですが、それならばとなんとか時間を見つけて前から気になっていたパタゴニア大阪・梅田店へ。

パタゴニア大阪・梅田ストアは2024年9月6日(金) 国内24店舗目の直営店として新しくオープンしました。国内最大規模を誇るワンフロアの店内は、快適にゆったりとお買い物ができる空間が魅力です。

出入り口が3つもあるぐらいとても広々としたワンフロアの店舗。これならベビーカーの子連れパパさんも気軽に入れますね。

店内にはオンラインで販売されているほとんどのアイテムがずらっと陳列されていました。

いまやネットで買うことが多くなりましたが、やはり実物を目で見て、触って生地感やサイズ感などがわかるのは店頭ならではの醍醐味ですね。


うわ〜どれもこれも欲しくなってくる、、、

さらに大阪・梅田店の特徴としては再販品コーナーが常設されている点が挙げられます。中古品の販売はこれまで期間限定のポップアップイベントとして渋谷店や京都店などで行っていましたが、再販品の常設は米国シカゴ店に次いで2店舗目で、日本では初の店舗となります。新品定価のだいたい4割ぐらいの価格で販売されているようですが、中にはちょっとダメージがあるスウェットは1760円で売っているものもありました。
再販品は随時入れ替えされ、もちろんどれも1点物なので気になる人はこまめにチェックしてみるのもいいかもしれませんね。
パタゴニア大阪・梅田
営業時間/全日:11:00〜19:00
定休日/毎月第3水曜日
住所/〒530-0011大阪府 大阪市北区大深町6-38グラングリーン大阪ショップ&レストラン 北館1F

場所はちょっとわかりにくかったですが、大阪駅から徒歩5分ぐらいで行けるグランフロント大阪の交差点を渡ったところの全面ガラス張りのビルの1階にありました。多くの人が行き交う繁華街よりちょっとだけ離れていて、梅田のど真ん中でありながら緑で囲まれた自然と都会が調和されたようなとても気持ちの良い風景が広がっていましたよ。
修理したのはフーディニ・ジャケット
店内の品揃えに圧倒されてしまい、一瞬物欲に負けてしまいそうになりましたが、なんとか我慢して今回の目的であるフーディニ・ジャケットのリペアの相談をすることしました。

- パタゴニア フーディニジャケット
- 使用歴:約6年
- 穴の大きさ:直径約7mm(火の粉で溶けた)
購入してから約2年ほど経った頃、バーベキューをしていた時に火の粉が付いてしまい溶けてしまって直径7mmほどの穴が空いてしまっていました。


ショック、、、、

幸い袖の内側でそれほど目立つところではなかったのでそのまま着続けていたわけですが、今回リペアパッチという存在があることを知り、直してみることにしたわけです。
修理の流れ

店内を見渡すと、”リペアパッチ”のPOPを発見。
- スタッフさんに相談
スタッフさんに「このフーディニの穴をリペアパッチで直したいんですけど」と声をかけると、すぐに対応してくれました。状態をチェックしてもらったところ、リペアパッチでリペア可能とのこと。 - 修理方法の選択
フーディニは裏地がないので、表だけリペアパッチを貼ると穴の裏側には接着面が出たままになるので、裏側も同じ大きさのリペアパッチを貼ることを勧められました。これは筆者も予想していたことだったので、事前に決めていたとおり表には①、裏側には⑤のリペアパッチを選択しました。数種類のパッチデザインから好きなものを選べるのも楽しいポイントですね!(本当はトラウトが良かったのですが、裏側が左右反転するので断念しました) - リペアパッチの修理はご自身で行うのが基本
リペアパッチは貼るだけの作業なのでご自身でするのが基本ですが、
・穴の位置が縫い目に近いこと
・シワが入りやすい生地であること
・洗濯したてだったこと
・筆者が不安そうに見えたこと(笑)
・対応してくれたスタッフさんが良い人だったこと
このような条件が重なり、スタッフさんから「よければここで一緒に貼りますか?」と言ってもらえ、スタッフさんに両手で生地をピンと張ってもらいながら、まずは縫い目に被らないように裏側を貼り、そして表側を無事にうまく貼ることができました。 - 仕上がり確認 & お会計
スタッフさんのご協力もあり、リペアパッチでしっかり補強され、見た目もおしゃれに仕上げることができました。
気になる料金は、リペアパッチ①:¥330 + ⑤:¥220 = ¥550 でしたが、
パタゴニアのアカウントを持っていれば20%オフになるということで、¥440になりました。

- リペアパッチは貼るだけなので基本はご自身で行う
- 裏地がないものは両側から貼る必要がある
- 伸縮性のある生地やコットンやヘンプは適さない
- 着用するのは24時間後
- 洗濯した状態で持ち込めばその場で手伝ってもらえるかも
- アカウント登録していれば修理代金が20%オフに
リペアパッチは、貼り付け後にアイロンやドライヤーなどで熱したり、お湯を入れた底が平らなコップを数分置くなどして温めると接着力が増すという情報がありましたのでスタッフさんに尋ねましたが、「熱さなくてもかなり強力なので心配ないですよ。ただし着用するのは24時間後にお願いします。」とおっしゃっていました。
その言葉どおり貼った直後からリペアパッチの端がめくれるようなことはなくしっかり接着されていました。
会計を済ますと大阪・梅田店オリジナルステッカーまでもらいましたよ。※必ずもらえるかは不明です

フーディニ・ジャケットの穴空きの修理ビフォーアフター
それではリペアパッチでどんなふうに修理できたのかご紹介します。

ご覧のように気になっていた袖口の穴をリペアパッチで隠すことが出来ました。
ワンポイント的に「WORN WEAR」のマークが良い感じです。
裏側は無地のオリーブカラーのリペアパッチを縫い目にギリギリ被ることなく貼り付けています。


自分1人ではここまできれいに出来なかったかも、、手伝ってくれたスタッフさんに感謝です
実際に体験して感じたこと

- 「壊れたら直せばいい」という考え方が、ちょっと気持ちを楽にしてくれる
- 修理がむしろ“愛着”を深めるきっかけになった
- おしゃれで個性のあるリペアができるのは、パタゴニアならでは

穴が空いたり、破けないに越したことはありませんが、たとえちょっと傷が入ったとしてもリペアパッチで簡単に修復できますし、逆に直したところがファッションのワンポイントとなり、世界にたったひとつの自分だけのオンリーワンアイテムになるものパタゴニアの魅力かもしれませんね。
まとめ:パタゴニア製品、修理してもっと好きになる
以上、穴が空いてしまったパタゴニアのフーディニ・ジャケットを大阪・梅田直営店でリペアパッチで直してもらったレポをお届けしました。
パタゴニアのWORN WEARは、モノを大事にする楽しさを教えてくれる仕組み。

お気に入りのウェアが壊れても、「あ、直せばいいんだ」と思えたとき、その製品への愛着は何倍にも増します。
もしあなたのパタゴニア製品にも気になる傷みがあれば、ぜひ一度最寄りの直営店に相談してみてはいかがでしょうか。
近所に直営店がない人はオンラインでも修理の受付は可能です。またリペアパッチでは対応できない10cm以上の生地の破れや糸のほつれ、ジッパー交換などもパタゴニアの製品は有料で直してくれるサービスがあります。

せっかく気に入って買ったパタゴニア製品を壊れたからと言って着ないなんてもったいない。傷や修理の跡も味のひとつ。修理して長く着ることでより愛着がさらに増すはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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