【ノースフェイスは何歳まで?】ジジイになったら何を着るべきなのか考えてみた

ノースフェイスは何歳まで着れるのか考察 ファッション
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ノースフェイスって何歳まで着れるのかな?

以上の疑問にお答えします。

どうもヨンロクです(@yonrokublog)40代をシンプルに活き活き暮らすための生活習慣、健康、ファッション、一生物アイテムなどのライフスタイルを発信しています。

ノースフェイスのウェアはたしかにカッコいい。アウトドアブランドなのにどこか都会的で妙にスタイリッシュに見えるからだ。昨今のアウトドアブームによってノースフェイスというブランドの知名度も知れ渡り、老若男女問わずノースフェイスを着ている人がすっかり増えてしまった。

かくいう筆者もマウンテンライトジャケット、コンパクトジャケット、ライトヒートジャケット、そしてアルパインライトパンツといった複数のノースフェイスのアイテムを長年愛用中で、このブログでもミニマリストの最強アウターとしておすすめしているほどである。

しかし最近では、ずいぶんとご年配の人までノースフェイスを着ているのをよく見かけるようになった。自分で購入したのか、はたまたお子さんやお孫さんからプレゼントされたのかは不明だが、正直言ってノースフェイスのスタイリッシュなイメージとアンマッチな気がするし、若造り感も否めない印象を持ってしまうのは筆者だけだろうか?

そのときふと思ったわけである。

自分もそろそろ似合わない年齢かも?

まだ40代の筆者も、いつかはノースフェイスが似合わなくなってくる年齢が訪れる日が必ずやって来るのだろう。「おいおい、散々ブログでノースフェイスのアイテムをおすすめしておいてそれかよ?」と突っ込みたくなるかもしれないが、この記事では”何歳までならノースフェイスを着てもいいのか?”について考察してみたいと思う。

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ノースフェイスは何歳まで着てもOKなのか?

もう6年間も飽きずに着続けているマウンテンライトジャケット

黒い服は年齢を問わず着るだけで大人びた雰囲気を与えることができる最も最強なカラーだ。ノースフェイスのほとんどの定番アイテムには必ず「ブラック(K)」が展開されているため、アウトドアブランドとはいえブラックさえ選んでおけばカジュアルになり過ぎず、どんな服装にも合わせやすいわけだ。

しかし問題なのはノースフェイスのロゴだ。パッと見ただけでノースフェイスのロゴが目立つため、「あの人ノースフェイスを着ているんだ」と一発でわかってしまうのである。

それゆえ”ノースフェイス→流行の人気ブランド→おしゃれに気を遣っている人”というイメージが強いため、ある年代の人が着てしまうと、「無理している」「若造りしてない?」「あの歳でノースフェイス?」といったどこか不釣り合いな印象を与えてしまうのではないだろうか。

では一体、何歳ぐらいまでならノースフェイスを着ても問題ないのだろうか?

もちろん人によって見た目年齢は異なるため一概には言いにくいが、ノースフェイスが似合う年代というのは30代後半ぐらいまでではないかと個人的には思う。もしそうであるならば、40代の筆者はもうすでにノースフェイス卒業組に一歩足を踏み入れていることになるわけだが、、、。

ジジイになったら何を着ればいいのか?

じゃあ、40代以降はもうノースフェイスは着てはダメなのだろうか?この先オジサンからジジイになるまでの間にどんな服を選べばいいのだろうか?

その答えを探す前にまずは想像してみることにした。

そもそもジジイの服装ってどんなイメージがあるだろうか。ホームセンターで買ったようなとどこのメーカーなのかわからないような安っぽいスニーカーに、昔仕事で履いていたようなグレーのスラックス(またはチノパン)、そして夏はポロシャツや細かいチェックのシャツ、そしてカーディガンや、作業着のようなブルゾン、中には釣りで使うようなベストを羽織っているイメージではないだろうか。人によっては孫と公園に遊びにいくのになぜか動きにくいテーラードジャケットを着てくるジジイもいるだろう。

筆者はこれまでずっと不思議に思っていたことがある。それは”自分もあれぐらいの年になったらいつかああいう服装をするようになるのだろうか?”と。

しかしそのような服装を我々世代は着ることはないだろう。なぜなら今の年配の人の服装は、若い頃に着ていた服装の延長線上にあるからだ。どこかに出掛けるとなれば、スラックスにジャケットが当たり前の世代であり、必ず襟付きのシャツを着るのが礼儀という時代だったからである。であれば、アメカジからモード系、古着やストリート系などその時代その時代のオシャレを楽しんできた我々世代は、この先いくら年をとっていってもいかにもジジイな服装をすることはないはずなのだ。

じゃあ一体、ジジイになったらどんな服を着ればいいのだろうか?人目なんて気にせずこのままノースフェイスを着続けてもいいものなのだろうか?いや、そうじゃない。

なぜなら”ジジイこそパタゴニアがいいんじゃないか”と最近強く思うようになったからだ。

たしかにパタゴニアも同じアウトドアブランドだ。しかし両者のブランドのイメージから受ける印象が随分と異なる。

ノースフェイス:都会的で機能的、デザイン重視の洗練されたストリート感
パタゴニア  :自然志向で実用的、環境意識が高い素材、リペアして長く着る

つまり、”洗練されたノースフェイス”よりも”くたびれたパタゴニア”のほうが年をとればとるほど似合うんじゃないかと。

そのことに気付かされたのにはあるきっかけがある。それは出勤時に駅へ向かう途中で見かけるお爺さんだ。年齢はおそらく80歳前後になるだろうか。杖をついてはいるが、足取りはしっかりされていてとても優しそうな方である。どうやら火、木、土の週3回デイサービスに通っているようで、介護の車がお迎えに来るのを道端でいつも同じ時間に律儀に待っているのだ。そのお爺さんが冬によく着ているのが鮮やかな黄緑色のパタゴニアのナノパフジャケットなのである。なぜかその姿が妙にかっこ良いと思ったわけだ。おそらくもっと自由に体が動かせていた頃は、登山やハイクなどが趣味で長年愛用していたのだろう。すっかり体に馴染んでいて、長年愛着をもって着込んだ感じが実に渋いと思ったわけだ。

もしそのお爺さんがノースフェイスのロゴが入ったジャケットを着ていたらまったく渋いとは思わなかっただろう。(春秋シーズンは黄色のモンベルのマウンテンパーカーを着ているが、それはさすがに渋いとは思わなかったが、、。)

つまり”パタゴニアこそジジイが最も合うブランドではないか?”そう思ったわけだ。

ジジイになったら着こなしてみたいパタゴニア

画像引用元:patagonia

パタゴニアのアイテムは、キャプリーン・クール・デイリーやバギーズなど夏服は愛用している筆者であるが、パタゴニアの冬物に関してはワードローブに加わることはなかった。

レトロXジャケットやシンチラスナップTなどパタゴニアの定番と呼ばれる冬物も一度は手にしたこともある。しかし、どうも野暮ったさがあるというか、うまく着こなすことができなかったというのが正直なところで結局着ることがなくなり手放した経緯がある。

それもそのはずでノースフェイスは日本人用にサイジングされた規格で販売しているが、一方パタゴニアのアイテムはすべてUS仕様なため、手足が長く、上半身がっしりした体型の西洋人に合うようなサイズ感になっていることが原因だと思う。

もちろんパタゴニアのアイテムは過酷な環境下や激しい運動にも追従するような機能性に優れた製品であることには間違いないが、それらはあくまでそういった登山やクライミング、トレイルランニングをする人たちが着用するからこそ様になり、かっこいいのだと思うわけだ。

しかし、”ジジイになったときに着ていたい服”という観点で考えると見方が変わる。

ジジイだからこそ滲み出る貫禄というか年季が、パタゴニアの野暮ったい雰囲気であったり、長年着込んだ風合いにマッチすると思うし、若い人ではとても着こなせないような派手なカラーや柄物もうまくハマるのではないかと思わせてくれるのだ。

以下、個人的に筆者がジジイになったら取り入れてみたいパタゴニアのアイテムをいくつか紹介してみよう。

メンズ・ナノ・パフ・ジャケット

画像引用元:patagonia

保温性と防風性と耐水性を備えたナノ・パフ・ジャケットは、驚くほど軽量でコンパクトに収納可能な60グラム・プリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコを使用。

”ジジイになったらパタゴニアを着こなしたい”と思うようになったきっかけのあのお爺さんが着ていたやつだ。とにかく軽くて暖かい。寒さの残る春秋はアウターとして、冬はインナーとしても使えるパタゴニアの名作のひとつだ。ダウンじゃないので自宅で気兼ねなく洗濯できるのもポイントが高い。定番のブラックよりはジジイならぜひ派手なカラーに挑戦したいと思う一品だ。

メンズ・ロングスリーブ・ワーク・ポケット・Tシャツ

画像引用元:patagonia

通気性を備えた産業用ヘンプとオーガニックコットンのジャージー素材を使用した、重労働に耐える快適なリラックス・フィットのポケット付きの長袖Tシャツ。

ヘンプ混紡のワークシャツ。その名のとおり作業着に適していてガシガシ着ても頑丈な耐久性が売りのシャツになっている。ヘンプの特性でもある、洗濯するほど繊維が丈夫になる耐久性、優れた吸湿性・速乾性、さらに抗菌性や消臭性も高いためずっと着続けたくなる愛着を持てるロンTになることだろう。またデニムのように色褪せや経年変化が楽しめる素材だからこそ、ジジイにとって味わい深くなる最高の1着に育てていけそうな雰囲気がある。

ウェーブフェアラー・バケツ・ハット

画像引用元:patagonia

漁網をリサイクルして海洋プラスチック汚染の削減に貢献する、ネットプラス・ポストコンシューマーリサイクル・ナイロン100%のファイユ製の丈夫なバケツ・ハット。通気性を備えコンパクトに収納でき、湿ったり蒸れたりすることなく日差しを遮断。

ジジイになったら、白髭をたくわえ、レイバンのサングラスをかけて、こういう遊び心のあるかわいらしいデザインのハットをサッと被りたいものだ。

メンズ・タイダル・スレッズ・キャンプ・シャツ

画像引用元:patagonia

軽量で風通しのよいオーガニックコットン100%素材を使用し、長持ちするよう作られたタイダル・スレッズ・キャンプ・シャツは、ボタン留めの前立てとチェストポケットを1つ備えたデザインで、私たちが力を合わせて守るべき熱帯の土地と水域を着想源としたアロハ・プリントを採用。

やはりアロハシャツが最も似合うのはジジイだと思う。こういった派手なパタロハシャツをさらっと着て、ビーチでコロナビールを飲みながら海辺で遊ぶ子供や孫たちを眺めたいものだ。

メンズ・ライトウェイト・シンチラ・スナップT・プルオーバー

画像引用元:patagonia

温かく丈夫なリサイクル・ポリエステル100%素材の両面フリースを使用した、パタゴニア定番のスナップT・プルオーバーの軽量版。

腕周りが太くどうもサイズ感が合わなかったため一度は手放したことがあるパタゴニアの定番シンチラスナップTだが、ジジイになったらもう1回着こなしてみたいと思う。春秋のアウターとしてはもちろん、寒い季節には部屋着としてちゃんちゃんこ代わりに着用してみてもいいだろう。「おじいちゃん、いつもそのパタゴニア着ているね」なんて孫から言われたら、なんかいいじゃないか。

鮮やかな色のパタゴニアを着こなせるイカしたジジイになりたい

筆者のいまのワードローブはとても地味だ。特に冬服はほとんどが黒か白のモノトーンで揃えている。

それは毎日のコーディネートに頭を悩ませないために少数精鋭のオーソドックスな服装だけを揃えるミニマリズムを追求しているからである。ただし決してそれは悪いことでもなく今はとても快適に思っているのは事実である。

しかし筆者はこのままずっとミニマルでモノトーンなスタイルを継続させるつもりはさらさらない。この先どんな老後になるのかはわからないが、50代、60代、70代へと年を重ねるほど、少しずつ自分に合うカラー物を取り入れていきたいと考えている。

たまに髪を紫色に染めているおばあちゃんを見かけることがあるが、さすがにそこまではしないとしても、服装はできるだけ派手な色を着こなしたいと考えている。だってそのほうが元気が出そうだし、何より楽しそうではないか。パタゴニアの派手なカラーをさらっと着こなすイカしたジジイになりたいものだ。

まとめ

以上、ノースフェイスは何歳まで着れるのかについて考察してみた。

賛否両論あると思うが、筆者は40代のいつかのタイミングでノースフェイスはいったん卒業しようかと考えている。現在アウター系はほぼノースフェイスに頼り切っているので、じゃあ一体これから何を着ればいいのか悩むことになるだろう。身近なユニクロやジーユー、無印良品で無難に済ませることになるかもしれないし、はたまた中年らしくラルフローレンやラコステ、マッキントッシュ、ブルックスブラザーズなど王道のブランドに手を出すかもしれないし、リーバイスのレプリカのヴィンテージデニムを買っていちから育てていくかもしれない。

ただその間もパタゴニアのアイテムは毎シーズンチェックしてジジイになったときに似合いそうなカラーやアイテムは物色し続ける予定だ。そうやってジジイになっても着続けられる一生物アイテムを今のうちからちょっとずつ揃えていき、年数を重ねながら育てていきたいと考えている。

いずれにしても、年をとったときには長年着込んだ少数精鋭のお気に入りの服をさらっと着こなして、いい意味でジジイらしさ漂う孫に好かれる素敵なおじいちゃんになりたいものだ。

あなたはジジイになったときにどんな服を着ていたいだろうか?40代のいまのうちからちょっと考えてみてはどうだろう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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