風を通すからフリースはアウターとしては着れないよね?
以上の疑問にお答えします。
どうもヨンロクです(@yonrokublog)40代をシンプルに活き活き暮らすための生活習慣、健康、ファッション、一生物アイテムなどのライフスタイルを発信しています。
軽くてあったかくて、見た目ももこもこしていてかわいいフリースは冬に重宝する人気のアイテムですよね。
そんな使い勝手の良いフリースを「アウターとしても着れないかな?」と一度ぐらい試してみたことがある人は多いのではないでしょうか?
でも思ってた以上には風を通すため”フリースはアウターとしては着れない”。誰もがそう思ったはず。
フリースはやっぱりアウターには着れないのかな?
結論から申し上げると、フリースをアウターとして着る方法はあります。
この記事では、
40代ミニマリストである筆者が、風を通してしまうフリースをアウターとしても着ることができる”ミニマリスト式着回し術”を紹介します。お気に入りのフリースをアウターとしても使いたいと思っている人は参考にしてみてください。
フリースは風を通す素材
なぜフリースは風を通すのでしょうか?
まずは素材から確認しましょう。
フリースはポリエステルを起毛させて作られた素材です。起毛しているため繊維と繊維の間に空気の層が生まれることで体から発する熱を留め、外からの冷たい空気も遮断してくれる特徴があります。
毛足の長いフリースほど空気の層が厚くなるため保温性に優れていると言われています。
遮断してくれるなら風も防いでくれそうなものだけど?
一方、フリースは”速乾性に優れている”という特徴があります。洗濯しても比較的早く乾きますよね。この速乾性の良さが風を通してしまう大きな要因となります。
”風速が1m強まるごとに、体感温度は1度下がる”と言われるほど、実は寒いと感じるのは気温よりも風の影響がとても大きいんですよね。
そのためどんなに温かいフリースであっても、風が通ってしまうためアウターとしては使えず、あくまでフリースは中間着として、屋内着としての用途に限れられるわけです。
防風フリースなら大丈夫?
フリースをアウターとしても着たいと考えている人は多いため、各ブランドからフリースの弱点である風を通さない”防風フリース”が発売されています。
昨シーズン発売されたユニクロの「ブロックテックフリース」も人気でしたよね。
アウターとして着れる防風フリースの代表格といえば、やっぱりパタゴニアの「クラシック・レトロX・ジャケット」ではないでしょうか。
内側に風を通さない生地が使われているため冷たい風もシャットアウトしてくれるので街でも着ている人をよく見かけますよね。
たしかに防風フリースであれば、風を防いでくれるのでアウターとして申し分ありません。
しかし問題なのはその用途。
防風フリースは中間着として着てしまうと着膨れてしまったり、ゴワついてしまったりしますし、部屋着としてはオーバースペックですので、あくまでアウターとしての用途に限られるというデメリットがあります。
普通のフリースをアウターでも着れた方がいろいろ気回せるのに、、、
なるべく服の数を増やしたくないミニマリストにとってアウターだけに用途が限られる防風フリースをわざわざ所有することには抵抗があります。
そこで、風を通してしまうフリースをアウターとしても着てる裏技が有効です。
フリースなのに風を通さなくする裏技
一般的に冬の冷たい風を防ぐためにはフリースの上から、マウンテンライトジャケットなどの防風性のあるジャケットを着ればいいわけですが、それではお気に入りのフリースが隠れてしまいますよね。
フリースが見えるように着こなしたい
そこでとっておきの裏技が、”インナーに防風性のあるウィンドシェルを着る方法”です。
ウィンドシェルはできるだけ薄手のものが良いです。
おすすめはパタゴニアの名作「 フーディニジャケット」。
フーディニの特徴である、”ほどよい防風性と透湿性”を絶妙に活かすことができます。
フーディニジャケットについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
フリースの中に1枚着込むだけでOK
例えば、スウェットの上に「ユニクロ ファーリーフリースジャケット」を羽織ります。これだけで室内ではめちゃくちゃ温かいですが、このまま外に出ると風を通してしまうため風の強い日は寒さを感じてしまいます。
そこでパタゴニアのフーディニの出番です。フリースの中に1枚着込むことで、外からの風を防いでくれますので風の侵入を防ぐことができます。
フリースである程度の風の侵入を防ぎ、繊維の隙間から入ってくる風をフーディニで防ぐという、いわば2段階戦法です。
そしてフーディニには良い意味で”ほどよい透湿性”もあるので、フリースのぬくもりを保ちながらも衣服内は蒸れにくく快適な状態をキープしてくれます。
フードが邪魔にならないの?
フードは出しても良いですが、
フーディニのフードはとても薄くて嵩張らないので筆者はいつも中に入れています。全然気になりません。
気温10℃〜15℃ぐらいであれば、風がある冬の日でもこの組み合わせでじゅうぶん寒さはしのげますよ。
まとめ
以上、風を通してしまうフリースをアウターとして着る方法について解説しました。
軽くて温かいフリースは、屋内着や中間着としてだけ着るのはもったいないです。パタゴニアのフーディニジャケットなどのウィンドシェルを活用して、アウターとしても活用してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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