【家族持ちはミニマリストになれない?】40代ぼっちミニマリストの体験談

家族持ちはミニマリストになれない? ミニマルライフ
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家族がいると、ミニマリストになれないのかな?

以上の疑問にお答えします。

どうも40代ヨンロクです(@yonrokublog)40代をシンプルに活き活き暮らすための生活習慣、ファッション、料理、一生物アイテムなどのライフスタイルを発信しています。

5人家族の我が家は毎日ドタバタしながら暮らしていますが、そんな中、筆者だけがミニマリストとしての生活を送っています。

正直、最初は無理ゲーだと思ってました。
だって、子どもたちはゲームにおもちゃ、それに文房具や勉強道具に部活道具などどんどん増える一方。
妻も思い出の品を大切にするタイプで、もしもの時になんでも多めに買うタイプ。どちらか言えばマキシリストですからね、、、。

「ミニマリストなんて独身か、せいぜいパートナーと2人暮らしまででしょ?」と思うかもしれませんが、家族持ちでも自分だけでミニマリズムを楽しみ、維持する方法はちゃんとあるんです。
今回は筆者が実践したその方法を「ステップ形式」で紹介しつつ、家族持ちがミニマリストになるときの「注意点」もシェアします。

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家族持ちでも一人だけミニマリストになるための方法

すぐに物で散らかりがちな5人家族。とてもミニマリストと呼べるような部屋とは程遠い我が家。そんな中でも一人だけミニマリズムを追求した筆者の体験談をご紹介します。

■ ステップ①:「ミニマリスト宣言」をしない

まず最初にやってはいけないのが、「今日から俺はミニマリストだ!」という高らかに宣言することです。

家族にしてみれば、「え、また何か始めたの?」「捨てないでよ?」「うちのこと巻き込まないでね」と、警戒心MAXになります。

筆者も以前、やる気満々で「断捨離始める宣言」をしたら、妻に「あれも?それも?まさかアレは捨てないよね?」と強めに釘を刺されました(笑)

なので、まずは静かに、こっそりと始めるのが正解です。

  • 全然履いていない自分の靴をこっそり処分する
  • 着てない服をそっとリサイクル
  • 不要な書類や細々した物を悟られないように少しずつゴミ箱に捨てる

「誰にも気づかれない範囲」で、まずは小さな“手放し”を積み重ねる
これがミニマリスト生活の最初の一歩です。

■ ステップ②:「自分ゾーン」だけを徹底的に整える

家族と一緒に暮らしてると、「よし、家中をスッキリさせるぞ!」って意気込んでも、
そう簡単にはいきません。

だって、みんなそれぞれ“こだわり”とか“思い出”とか、いろいろあるわけで。
自分の感覚だけで物を減らそうとすると、まず間違いなくモメます(笑)

だから最初は、自分が自由にできる場所だけに集中するのがコツ。

幸い筆者には自分の部屋がありますので、

  • まずは自分の部屋だけをミニマル化
  • 自分の服はマイクローゼットに
  • カバンと財布の中をスッキリさせる
  • 洗面所の一部を自分専用棚にして整える

このくらい、ほんとに“自分の管理下”だけをキレイにしました。

これだけでも気持ち的にはかなりスッキリするし、
「家が散らかってても、ここだけは整ってる」っていう場所があると、なんか心に余裕が生まれるんですよね。

しかも不思議なことに、自分のスペースが片付いてくると、
家族も「ん? なんかパパのとこだけいつもスッキリしてるな」って気づき始めて、
ちょっとずつ周りにもいい影響が出てくることも。

いきなり全部やろうとしない。
まずは“自分エリアの快適さ”をつくることからが大切です。

■ ステップ③:「モノの少なさ」ではなく「暮らしの快適さ」で魅せる

ミニマリストというと、「スッキリした部屋」や「収納の美しさ」が注目されがちです。
でも、家族と暮らす中で筆者が実感したのは、“モノの量”より“暮らしの快適さ”の方が伝わりやすいということ。

たとえば筆者は、朝の支度がとても早いです。
服を選ぶ時間はほぼゼロ。持ち物も最低限。だからバタバタしない。
出かける前の時間に、洗濯物を干しながら子どもと少し会話できたり、コーヒーをゆっくり飲めたりする。

また、帰宅後のリセットも楽。
持ち帰った荷物をサッと片づけ、すぐ家族と過ごせる時間に切り替えられる。
この「身軽さ」や「心の余裕」が、結果的に家族にも良い影響を与えているのを感じます。

「ミニマリスト=物が少ない人」ではなく、
「ミニマリスト=暮らしがラクそうな人」という印象を持ってもらえると、自然と興味を持ってもらえます。

きれいな収納を見せるよりも、
“生活の中の快適さ”を日常の行動で見せる。
それが、家族の中でミニマリズムを伝える一番の近道かもしれません。

■ ステップ④:勝手に「伝染」したらラッキー

ミニマリズムを始めたばかりの頃、「この快適さを家族にも体験してほしい!」という気持ちがムクムク湧いてきました。
でも、それをそのまま言葉にして伝えても、なぜか引かれる。軽くスルーされる。ちょっと寂しい。

そこで意識を変えました。
“言わないけど、見せる”ことに徹するようにしたんです。

毎朝、パパだけなぜか支度が早く終わる。
リビングには散らかっているパパの物がいっさいない。
ほぼ毎日同じような服を着ているのに「これだけあれば十分」と言って満足そうに過ごしている。

そんな姿を繰り返していると、ある日ふと長男が言いました。

長男
長男

オレも靴下は1種類に統一しようかな〜

ミニマリズムって、伝えようとしないほうが、なぜか伝わるんです。
暮らしの中に“いいな”と思えるシーンがあると、自然と家族は興味を持ってくれます。

自分が楽しんでいることは、きっとどこかで誰かが見ている。
無理に言葉で広めなくても、“心地よさ”って静かに伝染する力があるんだと思います。

最近では妻も「ちょっとクローゼット見直そうかな」と言うようになりました。

もちろん、全員がミニマリストになるわけではないし、ならなくてもいいんです。
“押しつけないけど、参考にされる存在”になるのが理想。

それが家族の中で、ぼっちミニマリストとして生きる、心構えです。

家族ミニマリズムの注意点3つ

以上のようなステップを踏んでいき、少しずつミニマリズムを追求していったわけですが、ぼっちミニマリストはある意味孤独との戦いです。リビングなどの共有部を見渡すと、いろいろな物が目に入ってきます。

① :家族のモノには絶対に手を出すな!

これ、マジで大事です。
「これもう使ってないでしょ?」「こっそり捨ててもバレないかな…」
——その気持ち、痛いほどわかります。筆者も何度か魔が差しかけました。

でもね、家族のモノには自分にはわからない“思い出”とか“安心感”とか“こだわり”が詰まってることがあるんですね。
それを勝手に処分したら、家庭の平和は一瞬で崩壊します。

ミニマリストはまず自分のモノにだけ責任を持つ。
これは絶対に守るべきルールです。

②:一人で盛り上がらない。家族を置き去りにしない。

ミニマリズムを始めると、モノを減らす気持ちよさにハマる瞬間があります。
「これいらない!」「これも使ってないし!」と、どんどん勢いがついて、
家の中をもっとスッキリさせたくなる。いわゆる”捨て活ハイ”というやつです。

でもここで気をつけたいのが、家族はそのテンションに乗っていないということ。

自分にとっては“爽快な捨て活”でも、
家族にとっては「大事なものを勝手に捨てられた」「なんかパパだけ暴走してる…」と感じさせる可能性があります。

特に子どもは、小さいシールやなんでもないキーホルダーひとつでも思い入れが強いし、
妻にとっては「使ってないけど“あるだけで安心”なモノ」もたくさんある。
それを横目に、自分だけノリノリでどんどんモノを減らしていくと、“家の中の温度差”が生まれます。

筆者自身、一度勢いで「共有スペースの棚」を片づけたことがあり、
あとから妻に「え、アレどこいったの?」と本気で怒られたことがありました…。

家族の中で一人だけミニマリストになるなら、
自分のエリアだけを静かに整えること。
そして、どれだけ気分が上がっても、“自分だけハイテンション”にならないこと。

家庭はチームです。自分のやり方が家族にとって負担にならないよう、
「ミニマリストとしての熱量」は、あくまでひとりの趣味として静かに楽しむくらいがちょうどいいんです。

③ :家族を“変えよう”としない

これ、一番重要です。
ミニマリズムに目覚めたばかりの頃って、「この快適さを家族にも!」と伝えたくなるんですよね。

でも、人の価値観は変えられません。
変えられるのは「自分」だけ。

むしろ、自分が楽しそうに暮らしていれば、家族が自然と変わってくることもあります。
でもそれは“おまけ”であって、“目的”ではない。

ミニマリストはあくまで、自分の内面と生活の快適さのための選択。
家族に優しく、自分にも快適に。
そのバランスが大事です。

■ まとめ:家族の中で一人だけでも、ミニマリストは実現できる

以上、家族持ちはミニマリストになれないのかについて筆者の体験談を交えて解説しました。

家族がマキシリストでも、にぎやかでも、モノが多くても。
自分のスタイルを大切にすることは、ちゃんとできるはずです。

むしろ、モノが多い世界の中でこそ、ミニマリズムの価値は際立つと言えるでしょう。
頭の中がスッキリして、暮らしに余白が生まれて、
結果的に、家族との時間ももっと楽しめるようになりました。

「自分だけミニマリスト」でも、いいじゃないか。
その選択が、家族と自分のどちらも大切にできる暮らしにつながるなら、それが一番の幸せです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人
ヨンロク

1日1食の40代ミニマリスト
男のライフスタイル情報を発信
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