今回の記事は釣りの話。
どうもヨンロクです(@yonrokublog)40代をシンプルに活き活き暮らすための生活習慣、健康、ファッション、一生物アイテムなどのライフスタイルを発信しています。
もうかれこれ15年ほどになるでしょうか。
妻の両親と義姉家族と家族総出で夏は海旅行に行くことが毎年の恒例となっているのですが、
その旅行の最大の目的が、”キス釣り“。
お義父さんが釣りが趣味でしたので、釣りに関して何も知らなかったズブの素人だった筆者は毎年夏になると教えてもらっていました。
なぜ筆者も含めて、家族みんながこんなにキス釣りにハマっているかというと、
キスの天ぷらが最高に旨いからです。
揚げたてのキスの天ぷらとビールが最高に旨い
今でこそキスをバンバン釣り上げる筆者ですが、
実は釣り始めたての頃は、キス釣りの餌であるイシゴカイがどうしても気持ち悪くて触れず、お義父さんに付けてもらったりしてたショボショボレベルでしたw
しかし子供たちが少しずつ大きくなってきて、キス釣りをし始めたことによって、
父親として餌ぐらい触れないと、、、
イシゴカイの気持ち悪さよりも父親としてプライドが凌駕したため、イシゴカイを触れるようになりました。
そんなキス釣りしかしたことがない筆者が、今年はヒラメやマゴチを狙ったサーフフィッシングに挑戦してみることにしました。
この記事では、
なぜヒラメやマゴチを釣りたくなったのか、キス釣りとの違い、用意する物、ヒラメやマゴチの釣り方など素人目線で解説します。
果たして、キスしか釣ったことがない素人が、サーフからヒラメやマゴチは釣れたのか?
最後までお読みいただければ幸いです。
キス釣りを卒業した理由
子供の成長力って半端ないですよね。
年々キス釣りに慣れ、タックルの準備、仕掛けなどもできるようになり、餌も自分でつけれるようになり、釣りもどんどん上達してきました。
そこで筆者は決心したんです。
キス釣りは卒業して次のステージに行きたい
ご存知かと思いますが、キス釣りは初心者でも楽しめる簡単な釣りなんですよね。
キスの天ぷらが美味しいので、毎年キス釣りだけをしていたわけですが、
キス釣りは上手になった子供たちに任せることにして、
今年はそのキスを餌として食べるフラットフィッシュ、ヒラメやマゴチを釣ってみたいと思うようになりました。
ヒラメやマゴチを釣りたいと思った理由
釣りと一言でいっても、アジングやチニング、メバリングなど様々な釣りがあります。
その中でヒラメやマゴチを釣りたいと思った理由としては2つあります。
理由その①:キス釣りと場所が同じだから
みんながキス釣りしている砂浜で一緒に釣りができるという点です。
自分だけ漁港や岩礁で釣りをするわけにはいきませんから、同じ砂浜で釣りができることが条件でした。
その点ヒラメやマゴチはキスがいる同じ砂地のサーフによく生息しているのでバッチリなんです。
理由その②:食べたら美味しいから
そして、ヒラメやマゴチを釣りたいと思ったもう一つの理由が、どちらも食べたら美味しいからです。
ヒラメはご存知のように高級魚。刺身なんて絶品ですよね。
そしてマゴチは魚市場ではあまり出回らない魚ですが、アングラーたちの間では人気の美味しい魚なんです。
実は昨年の夏、いつもどおりにキス釣りをしていたら、見たこともない魚が釣れたんです。
これが”マゴチ”だったんです。かなり小さいサイズでした。
あとから知ったのですが、マゴチは40cm以下ならリリースしたほうがいいという暗黙のルールがあるようですが、
このときはまったくなんの魚か知らずに宿舎に持って帰ると、
たまたま知り合った人が料理人の方で、「マゴチは刺身で食べたら美味いよ」と言ってくれ、きれいに捌いてもらって食べてみたところ、
めちゃくちゃ旨い!
やっぱり美味しい魚を食べたい!
もっとでかいマゴチを釣りたい!
そんな動機からヒラメやマゴチを釣りたいと思うようになったわけです。
ヒラメやマゴチの釣り方
今はネットやYouTubeで釣りに関する情報がたくさんありますので便利な時代になったものです。
いろいろ調べたところ、ヒラメやマゴチを狙うためにはキス釣りとはだいぶ違うようでした。
- 餌ではなくルアーで釣る
- ロッドは並継ぎで10フィート前後でML
- ラインはナイロンではなくPEライン
- PEラインの先にリーダーを繋げる
- スナップをつけておくとルアー交換が簡単
昨年キス釣りのタックルでマゴチが釣れたのはたまたまだったみたいですね。
キスしか釣ったことがない素人にとっては、少々やっかいなことばかりですが、どうしてもヒラメやマゴチを釣りたい一心で準備しました。
ルアーを用意
ルアーってめちゃくちゃ種類があって、しかも重さも色々あるんですよね。
- メタルジグ
- シンキングペンシル
- シンキングミノー
- フローティングミノー
- ワーム
ん〜種類が多過ぎていまいちよくわからない、、、
とりあえず色々調べてヒラメやマゴチが釣れやすいと言われているルアーをひととおり購入してみました。
ダイソーの110円で買ったやつもあれば、1000円以上するルアーも用意しました。
ジャクソン 飛び過ぎダニエル 30g ブルピンイワシ
その名の通り、めっちゃ遠くに飛ばせる人気のメタルジグのようです。
ただ巻きだけでしっかり動いてくれるので、まず最初に広範囲を探るのに適しているそうです。
メジャークラフト ジグパラショート 20g ゼブラグロー
こちらはグローカラーといって、暗闇に光るやつ。日が暗い時間帯の海中で有効だそうです。
メジャークラフト 浜王ヒラメセット ピンクイワシ
ジグヘッドとワームがセットになったタイプ。
ヒラメにはピンク色が基本らしく、ワームのキビキビした動きが喰い気を誘うそうです。
メタルジグほど遠投性はないけど、ヒラメやマゴチは意外と近くにいることが多いのでそういったときはワームが有効らしいです。
デュエル モンスターショット 110mm イワシ
シンキングペンシルは基本中の基本とのことなので、イワシカラーをチョイス。
タカミヤ SFミノー 110F アカキン
ミノーはミノーでもこちらは表層に浮きやすいフローティングタイプ。
ナブラが発生したときに有効だそうです。
シマノ 熱砂 ヒラメミノーSR 130R フラッシュブースト
こちらはシンキングタイプのミノー。さきほどのフローティングとは違い浮きにくく、一定のレンジをキープしやすいそうです。
ルアーの中にミラーが仕込まれているので海中でもキラキラ光らせヒラメの興味を引いてくれるみたいです。
どのルアーもなんかかわいい🎵
見ているだけで釣れそう
どれが良いのかよくわかりませんが、これだけ揃えておけばきっと何か釣れるはず。
ロッドは10フィート前後で硬さはML
ロッドには長さや硬さに違いがあり、それぞれ狙う魚によって最適な硬さがあるようです。
UL:ウルトラライト(超柔らかい)
L :ライト(柔らかい)
ML:ミディアムライト(やや柔らかい)
M :ミディアム(普通)
MH:ミディアムヘビー(やや硬い)
H :ヘビー(硬い)
XH:エクストラヘビー(超硬い)
この中でヒラメやマゴチを狙うサーフフィッシングに適した長さは10フィート前後で、硬さはMが万能ですが、ML:ミディアムライト(やや柔らかい)なら初心者は遠投もしやすくおすすめらしい。
お義父さんが持っていた何本もある釣り竿を調べたのですが、残念ながら希望の長さ、硬さのロッドはありませんでした。
そこで思い切ってロッドを購入することに。
購入したのは、「ダイワ ルアーニスト96ML」。入門用ロッドのようです。
ケースには金ラメで目立つように「ヒラメ・マゴチ」と書かれているのでこれで間違いないはず。
40代にして人生で初めて釣竿を購入しました。
それにしてもいまや釣竿もAmazonで買える時代なんですね。
リールをPEラインに巻き替え
リールまで流石に買う勇気はなく、今までキス釣りで使っていたお義父さんから借りているHG4000のリールをYouTube動画を見ながら自分でナイロン糸からPEラインに巻き替えました。
用意したPEラインは、「シマノ PEラインピットブル8本編み200m 1.2号」です。
動画を見ながらやれば意外と簡単にできました
フロロショックリーダーをFGノットで繋ぐ
ここが最大の難点でした。
キス釣りはリールに巻かれているナイロン糸に錘を結んで仕掛けをつければいいだけなのですが、サーフ釣りでヒラメやマゴチを狙う場合、PEラインの先にフロロショックリーダーという別の糸をつけなければいけないようです。
これはHITしたときにキス以上に暴れるので、場所によっては岩や石、テトラなどの障害物によってPEラインだと糸切れを起こしかねないため、より強度のあるリーダーを結ぶ必要があるようです。
用意したのは「フロロショックリーダー6号 22lb」です。
そしてこのPEラインとリーダーの結び方が”FGノット”と呼ばれる結び方。
キス釣りしかしたことがない筆者にとっては難関でしたがYouTube動画を何度も見ながら何とかできました。
FGノットは慣れが必要ですね。
現地では多分結べないので家で事前に結んでおきました
リーダーの先にスナップを結ぶ
ルアーフィッシングは、その時の潮の流れや時間帯などを読み、ルアーを選ぶことが大切なようです。
まったく当たりがないのなら、ルアーを頻繁に変えることもあるようなので、ルアー交換が簡単にすぐできるようにリーダーの先にスナップを付けておくと便利なようです。
そこで用意したのは「鉄腕スーパーSUSスナップ #0」
結び方は”漁師結び”で行いました。
これもYouTube動画を見ながらできました。
漁師結びは簡単で覚えやすかったです。
もっと簡単なユニノット結びでもいいかも
実釣
すべて準備は整いました。
いざ実釣へ。
太陽が昇り始める時間から、いよいよサーフフィッシングのスタートです。
何が釣れるかわからない高揚感、ワクワク感がたまらないです。
キス釣りは子供たちに任せて、筆者は人生初購入したロッド、そして今回のためにたくさん揃えたルアー、自分で巻いたPEラインに初めて結んだFGノットを携えて、サーフから遠投してヒラメ、マゴチを狙いました。
釣果
結果は坊主。
まったく釣れませんでした。
残念だったね、、、。
やはり、そう甘くはないか、、、
何度も投げては巻き、投げては巻き、
ルアーも変えたりして、朝まずめは1時間半ぐらい、
日中の砂浜では2時間ぐらい頑張りましたが、
釣れないどころか、当たりすらありませんでしたw
全然おもしろくないし、疲れた、、、
そんな筆者を横目に子供たちが楽しそうにキスを釣っているので、
何か釣りたい欲求に駆られて、卒業したはずのキス釣りを始める始末、、、、。
キスを釣るのは簡単なんだけどな、、、、
ルアーフィッシングして気づいたことと反省点
今回はじめてサーフからのルアーフィッシングをやってみて気づいたことを紹介します。
ロッドが竿ケースに収納できなかった
購入したダイワのルアーニストは並継ぎといって2本のロッドを結合させて使うタイプ。
買う前に長さを測っていなかったのが悪かったのですが、手持ちの釣り竿ケースに収納できない長さでしたので、キス釣り用の竿と別で持ち運ぶ必要がありました。
場所移動のときに時間がかかる
朝まずめに釣る場所と、日中釣る場所を変えたのですが、いつも使っているキス釣り用の竿は振り出し式といって伸縮するので錘をつけたままでもササっと畳めるのですが、
並継ぎのロッドなのでバラさないと車には入りませんので時間がかかりました。
またせっかく漁師結びで結びつけたスナップも外す必要があり、移動後もまた漁師結びをしてスナップを付けなければいけない手間がありました。
ロッドが抜けなくて焦った
並継ぎロッドは、投げた瞬間に竿がすっぽ抜けるとか、外そうとしたときに抜けなくなるといったトラブルがあるという情報を知っていたので、そういった問題を防ぐための必須アイテムと言われる「ロッドフェルールワックス」を購入して継ぎ目にあらかじめ塗っておきました。
すっぽ抜けることはありませんでしたが、ロッドをしまうときに全然抜けなくて焦りました。幸いゴム手袋を用意していたので抜くことはできましたが、「このまま抜けなかったらどうしよう」と一瞬焦りました。
根掛かりを恐れ過ぎたかも?
根掛かりというのは、海底にある海藻や岩石、岩礁、ロープなどの障害物に針が引っかかってしまうこと。
がっつり根掛かりしてしまうと、最悪ラインが切れルアーごとなくなります。
ヒラメやマゴチは海底でじっと獲物である小魚が通り過ぎる待っているので、ルアーをしっかり着底させてから底のほうを泳がせて誘う”ただ巻き”や、
リールを5回ほど巻いて、止めて着底させ、再び巻くという”ストップ&ゴー“のアクションが効果的らしいのですが、
せっかく買ったルアーが根掛かりしてしまい海のもずくへと消えてしまうことを恐れていたからなのか、ヒラメやマゴチに気づいてもらえるような深さでルアーを泳がせれなかったのかもしれません。
どのルアーがいいのかわからなかった
日が暗いうちはグローカラーが良いとか、ヒラメにはピンク色が基本とか、いろんな情報を詰め込み過ぎて結局何が良いのかわからず、
2、3回投げては交換し、また交換し、何の当たりもなかったので正直どのルアーがいいのがさっぱりわかりませんでした。
餌をつける必要がないのは楽
キス釣りのように、毎回餌をつける必要がないのは楽でした。
イシゴカイを針につけて投げると、キスじゃなくてもフグや小鯛などのエサ取りに取られて毎回餌をつける羽目になります。
ですがルアーはなくなりませんので、毎回餌をつける必要はないわけです。
でも釣れなきゃ何の意味もありませんね、、、。
まとめと感想
以上、キス釣りしかしたことがない釣り素人がルアーフィッシングしてみた結果について解説しました。
結果的はとても残念なかたちに終わってしまいました。
しかし、何事も最初はうまくいかないことが当たり前だと思います。
奥が深いからこそ、その先にきっと面白さがあるはず。
次回またチャレンジしたいと思います。
早速、ダイソーのタイラバをサーフから投げれば、ヒラメやマゴチだけでなく真鯛や、回遊していれば青物も釣れるという噂を知り、ダイソーへGO!
次はこのタイラバで何か釣ってやる!
40代にもなると新しいことを始めるのはなかなか気が乗らないかもしれませんが、知らないことがわかるようになったり、できなかったことができるようになるのってとても刺激的なことなんですよね。
休みの日に何もやることない人は、つまらない老後にしないためにも楽しい趣味を見つけてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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